ホンダ、「インターナビ・リンク」にSNS連携機能、ルート共有など可能に インターナビユーザー以外にも情報を提供 |
インターナビ・リンクのソーシャル機能を強化する |
本田技研工業は、会員制テレマティクスサービス「インターナビ・リンク」をTwitterやFacebookなどのソーシャルネットワークサービス(SNS)と連携させる「dots」(ドッツ)プロジェクトを、12月より開始する。
インターナビ・リンクは、ホンダ車オーナーのためのテレマティクスサービス。インターナビ対応カーナビのほか、PCや携帯電話、スマートフォンでインターナビのサービスを利用できる。「フローティングカーデータ」と呼ぶ独自のプローブ情報などをもとにしたルートガイダンスや、駐車場検索、給油記録、メンテナンス記録、ドライブ情報検索、ロードサービスコールなどの機能が提供されている。
dotsは、このインターナビ・リンクとTwitter、Facebookなどを連携させ、インターナビを通じて収集した情報と、その他の情報を組み合わせ、インターナビ・リンクユーザー以外にも情報を提供するもの。dotsは「design our transportation story」の略。
その第1弾として、「インターナビ・ルート共有機能」、「旅の計画共有サービス」、「インターナビ情報ソーシャルマップ」を12月下旬から順次開始する。
インターナビ・ルート共有機能(12月下旬開始)は、ドライブ前にスマートフォンなどで“シェア開始”操作をすると、その日のルートや到着予想時刻、気象・防災情報がリアルタイムにFacebookに投稿され、ドライブの予定を友人と共有できる。
ルート共有機能 | ||
安否確認 |
旅の計画共有サービス(12月下旬開始)は、ドライブの計画時にルートや到着予想時刻などを、Facebookを通じて“旅のしおり”として友人と共有できる。
インターナビ情報ソーシャルマップ(2012年1月以降公開)は、インターナビ情報センターに集約されるクルマからの情報や、さまざまなリアルタイム情報を地図上で共有し、目的地やルート付近の状況が把握できるサービス。
このほか、燃費ランキングなどの情報をSNSと連携させることも計画されている。
なお第42回東京モーターショー(一般公開日:12月3日~11日)の同社ブースにおいて、インターナビが扱うさまざまなリアルタイム情報をグラフィック化した「dots now」を展示するほか、「インターナビ情報ソーシャルマップ」の地域限定版を公開する。
dots now | ||
dots map |
(編集部:田中真一郎)
2011年 11月 28日