ビーウィズは11月30日、「第42回東京モーターショー2011」（一般公開日：12月3日～11日）で、世界初のオール・マグネシウム合金筐体を持つモノラルパワーアンプ「Accurate A-110S II」と、レギュレーター「Accurate A-50A」をワールドプレミアすると発表した。

4ch使用時のイメージ

　モノラルパワーアンプ「Accurate A-110S II」は、電磁波シールド性・リサイクル性に優れるマグネシウムを、ボディー、サイドプレート、底板と筐体すべてに採用。マグネシウム素材とすることで、同社の従来の同等パワーアンプに比べ、体積を72％減、重さを82％減まで収縮することができたと言う。

　本体サイズは、251×80×43mm（幅×奥行き×高さ）、重量620g。出力は、100W×1ch（14.4V：4Ω：20～20,000Hz:0.03％THD)で、S/N比は99dB。過渡応答特性に優れたシリコンカーバイド・ダイオード（SiC-SBD）を新日本無線と共同開発し、世界で初めて製品化。安定した電源ラインと、高速なレスポンスを確保したと言う。また、オペアンプ「BS04」も、新日本無線と新開発することで小型化、高音質化を両立したとする。

　オーディオ機器に安定して電力を送るためのオーディオレギュレーター「Accurate A-50A」も、オールマグネシウム合金筐体を採用。従来モデルを進化させた新回路設計と新開発コイルにより、高効率（90％以上）・低発熱を実現。小型・軽量で並列接続による容量増を可能とした。20パラレルの大容量コンデンサー回路で、ノイズを排除し、安定した高純度の電圧を瞬時に供給できると言う。

　最大出力は600W。本体サイズは、258×80×43mm（幅×奥行き×高さ）。重量は650ｇ。

Accurate A-50A	Accurate A-110S IIとAccurate A-50Aは、統一された筐体デザインで仕上げられている

　同社では、この2製品に加え、「Top Audio Video Show（イタリア・ミラノ）」でワールドプレミアしたオールコーン型スピーカーシステム「Confidence II（コンフィデンス2）」「Confidence II Sunrise（サンライズ）」をジャパンプレミア。東京モーターショーの同社ブースにおいて、オーディオ製品を特別装備した参考車両として「メルセデス・ベンツ SLRマクラーレン ロードスター」を展示する。

Confidence II Sunrise	Confidence II	取り付けイメージ