独BMWは11日（現地時間）、「6シリーズ グランクーペ」を発表した。

　長らく2ドアクーペとカブリオレをラインアップしてきた「6シリーズ」の、初の4ドアモデル。4ドアだが車高を抑え、クーペのようなルーフラインとサッシュレスドアを持ついわゆる「4ドアクーペ」となる。

　多くの4ドアクーペがリアシート2人がけの4シーターとしているが、グランクーペは「4＋1シーター」を名乗る。リアシートのためにホイールベースはクーペよりも113mm伸ばされている。

　またリアシートは4:6の分割可倒式となっており、通常460Lのトランク容量を1265Lまで拡大できる。

　エンジンはガソリン2種、ディーゼル1種で、すべて8速ATとアイドリングストップ機構を備える。トップモデルの650iには4WDシステム「xDrive」を備えたモデルも用意される。またMスポーツパッケージも用意される。