自動車税制改革フォーラム、税制改革大綱に「残念」

2011年12月13日発表



 日本自動車連盟(JAF)と自動車税制改革フォーラムは13日、平成24年度(2012年度)税制改正大綱での自動車関係諸税について、声明を発表した。

 税制改革大綱は10日に決定されたが、自動車関係諸税では自動車重量税を一部軽減するほか、エコカー減税の3年間延長、エコカー補助金の復活が盛り込まれた。

 これに対し自動車税制改革フォーラムは一定の評価をするものの、同フォーラムが求めてきた自動車取得税と同重量税の廃止、燃料課税の抜本的見直しが見送られたことを「残念」とした。

 同フォーラムは取得税、重量税、燃料課税が一般財源化され課税根拠を失っており、消費税との2重課税が自動車ユーザーに過大な負担をかけ、ひいては自動車産業への足かせとなっていると訴えてきたが、今後もこの訴えを継続するとしている。

(編集部:田中真一郎)
2011年 12月 13日