デンソー、EV用充電スタンドを利用した情報配信システム
九州電力と共同開発、福岡市で実証実験

情報配信システム概念図

2012年1月17日発表



 デンソーは1月17日、電気自動車(EV)用充電スタンドを利用した情報配信サービスを九州電力と共同開発し、福岡市と共同で実証実験を行うと発表した。実証実験は、2011年度末(2012年3月)より開始する。

 この配信サービスは、無線もしくは有線でインターネット接続されたEV用充電スタンドと、EVに搭載された車載情報端末や携帯情報端末が通信を行うもので、福岡市が保有する情報(イベント情報、観光情報、防災情報等)及び九州電力のグループ会社が保有する情報を端末に配信するもの。

 今後、デンソーと九州電力は、2011年度末から2012年度にかけて行う実証実験の結果を踏まえ、事業化の検討を行うとしている。このシステムは、1月27日~30日に開催される「福岡モーターショー2012(福岡自動車博覧会)」の九州電力ブースにおいて、デモシステムを公開する予定。

(編集部:谷川 潔)
2012年 1月 17日