独ポルシェ、新型SUVの名称は「Macan」
生産開始は2013年

「Macan」のスケッチ

2012年2月17日(現地時間)発表



 独ポルシェAGは2月17日(現地時間)、現在開発中の新型SUVの名称が「Macan」に決定したと発表した。

 同社は2010年にSUVセグメントに新型モデルを投入することを決定しており、当時の開発名は「Cajun」だった。

 Macanはインドネシア語で「虎」を指し、同モデルの特徴となるしなやかさ、力強さ、魅惑、ダイナミクスを表現したと言う。同社のモデル名はそのモデルの特性を考慮したものとなっており、「ボクスター」はボクサーエンジンとロードスターを組み合わせた造語を由来とする。また、「カイエン」は鋭さを意味し、「パナメーラ」は耐久レースの「カレラ・パナメリカーナ」で勝利することも可能なグランツーリスモであることから、この名称が与えられている。

 ポルシェAGのセールス&マーケティング部門担当役員のベルンハルト・マイヤー氏は、「Macanは、スポーツカーとしての要素をすべて持ち合わせているだけでなく、SUVならではの長所も備えた真のポルシェ モデルです。ポルシェのニューモデルに付ける名前は、そのブランドにふさわしいものであると同時に、多くの国において聞こえのよいもの、またポジティブなイメージを喚起させるものでなければなりません」と語っている。

 なお、Macanはドイツ・ライプツィヒ工場での生産が決定しており、生産開始は2013年になる見通し。

(編集部:小林 隆)
2012年 2月 17日