「買い換え予定」の回答者の8割はエコカーに興味
「価格.comリサーチ」調べ

2012年4月25日発表



 カカクコムが運営する購買支援サイト「価格.com(http://kakaku.com/)」は4月25日、ユーザーへの意識調査「価格.comリサーチ」を実施。第62回調査「車の購入意識調査!」の結果の一部を発表した。

 調査は、価格.comID 登録ユーザーを対象にWebアンケート。4月4日~10日で実施し、9381人(男女比率:男92.2%:女7.8%)の回答を得たもの。

 世帯別の所有台数については、「1台」が最多の49.6%、「2台」が28.1%となり、全体の4分の3を占めた。地域別の調査も行っており、関東地方では、「所有していない」が17.5%となる一方、東北や中部地方で「4台」という世帯が5%を超えるなどの傾向が出ている。

 利用頻度については、「毎日使う」が53.8%で最多。次いで、「週に1~2回」(24.6%)となり、これは、関東では34.6%、近畿では31.8%となることから、都市部に多い週末ドライバーだと見ている。

 利用用途は「買い物」(85.3%)がトップ。次いで、「ドライブ」「旅行」「通勤・通学」「食事」が50%程度で続く。この傾向は、地域別に見ても大きくは変わらないが、関東や近畿地方では、「ドライブ」「旅行」といったレジャー用途の傾向が高いのに比べ、ほかの地域では「通勤・通学」で乗用車を利用する傾向が高く出ている。

 所有車種については、「ミニバン」(24.2%)、「軽自動車」(19.2%)、「コンパクトカー」(16.8%)、「セダン」(16.0%)の順。全国的にはミニバンが人気で、地方に行くほど、軽自動車の割合は増す傾向にあり、都市部へ行くほど、セダンやワゴンの割合が高くなる傾向が見て取れる。

 買い換えについては、52.0%が「今は買い換える予定はない」と回答。残る半数弱の人が買い換えを予定しているが、「1年以内に買い換える予定」という人は全体の8.1%にしか満たず、全体的に、乗用車の買い換え需要はそれほど高いとはいえない状況にあるとしている。

 「買い換える予定がある」と答えた人が選んだ購入したい乗用車のタイプは、「ミニバン」が20.0%、「コンパクトカー」が20.8%。所有車と異なり、わずかではあるがコンパクトカーがミニバンを上回った。「軽自動車」は買い換え候補としても16.0%になっているものの、所有車種の結果と比較するとトップから3番目に順位を落としており、エコカーやハイブリッドカーの数が増加したことで、現在ミニバンや軽自動車の利用者が、コンパクトカーへの乗り換えを検討し始めているのではないかと分析している。

 購入したい乗用車は「新車」が68.5%、「中古車」は13.6%。ハイブリッドカーや電気自動車への関心度については、ユーザーの関心は非常に高く、「興味はない」と答えた人は全体の19.2%。最も多かったのは、「両方に興味がある」(36.2%)で、「ハイブリッドカーに興味がある」(32.8%)、「電気自動車に興味がある」(6.3%)と続く。ハイブリッドカーのほうが興味が高く、すでに使用している人も5.4%となっている。

 乗用車を買い換える理由については、「所有期間が長くなった」(57.2%)、「燃費に不満」(31.5%)の順。逆に、買い換えない理由としては「今の車で満足している」(65.6%)、「予算に余裕がないから」(39.2%)の順。「魅力的な車がない」という回答は低めで、欲しい車がないから買い換えないというよりは、「今の車でおおむね満足しており、買い換えるほどのお金の余裕もない」というのが、大方の意見だとしている。

(編集部:谷川 潔)
2012年 4月 25日