トーヨータイヤ（東洋ゴム工業）は、低燃費タイヤ「NANOENERGY（ナノエナジー）」ブランドの新製品「NANOENERGY 2（ナノエナジー・ツー）」を6月1日から発売する。全10サイズを用意し、ラベリング制度において転がり抵抗性能AAA、ウェットグリップ性能cを実現している。価格はオープンプライス。

　ナノエナジー 2は、2月に発売した「NANOENERGY 1（ナノエナジー・ワン）」（転がり抵抗性能AAA、ウェットグリップ性能b）に続く低燃費タイヤで、ハイブリッド（HV）車や電気自動車（EV）向けのサイズを中心にラインアップする。

　Nano Balance Technology（ナノバランステクノロジー）と呼ぶ独自技術を駆使した新スーパーアクティブポリマーや新コンパウンド、ナノエナジー 1と同じリブパターンの採用により、転がり抵抗の低減と高い耐摩耗性の両立を実現。また、タイヤ溝を深溝化するとともに、リサイクル素材の再生ポリエステルコードを採用し、省資源化も追求したとする。

　これらにより、同社のベーシックタイヤの従来品「TEO plus」と比べ、転がり抵抗を約40％低減したとしている。