パナソニック、新東名高速に対応したPND「ゴリラ CN-GL411D」 5V型液晶を採用。ワンセグチューナー内蔵 |
パナソニック オートモーティブシステムズは、SSDポータブルカーナビ「ゴリラ」シリーズの新製品として、「CN-GL411D」を6月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万3000円前後。
QVGA(480×272ピクセル)の5V型液晶を搭載。新東名高速道路に対応した2012年度版地図を採用するが、通行料金データ、新東名のSA(サービスエリア)/PA(パーキングエリア)の詳細は収録しない。電話番号データは約3800万件、市街詳細地図1296エリアを収録する。
高精度な「Gジャイロ」を搭載し、GPS電波を受信しにくい場所でも自車位置を表示する。また、従来モデルでは、測位を行うためGPS衛星から位置・時刻・軌道の3つの情報を取得していたが、「クイックGPS」により時刻情報だけを取得。位置・軌道情報は前回受信データを利用することで測位する時間を短縮し、再起動時に自車位置を短時間で測位する。
メディア機能としてはワンセグ受信が可能なほか、ゴリラユーザー専用のアプリ「Gアプリ」が使用でき、計算機、スライドパズル、地下鉄路線図、ジオタグ変換アプリ、地点登録用KML変換、四字熟語パズル、登録地点コピー、お散歩ナビ地図、道路標識クイズが用意される。また、SDカードに保存した音楽(MP3/WMA)、動画(MP4)、静止画(JPEG)の再生も可能。
本体サイズは128×17.3×85mm(幅×奥行き×高さ)、重量は215g。電源はシガーソケット経由のDC12V、ACアダプター経由のAC100V、内蔵充電池の3電源に対応する。内蔵電池の連続使用可能時間は約2時間40分。別売りのシガーライターコード「CA-P24VD5D」(7350円)を使うことで、DC24V車での利用も可能としている。
(編集部:小林 隆)
2012年 6月 8日