データシステム、2012年夏以降の新製品内覧会を開催 各種カメラや、スマートフォン対応に注力 |
データシステムは6月15日、都内ホテルにおいて同社新製品の内覧会を開催した。この内覧会では、7月~秋にかけて発売される、各種新製品が参考展示された。
データシステム代表取締役 荒井弘之氏は、車載関連機器の動向について、昨年はアナログ放送停波による地デジ需要の高まりに対応できたとし、昨年発売した車載用地上デジタルハイビジョンチューナー「HIT7700」は、今でも好調な売れ行きを見せていると言う。
その上で、今年はリアビューカメラやサイドビューカメラなどの各種カメラ類と、爆発的に普及しているスマートフォン対応に力を注いで行くとした。
内覧会場に参考展示された新製品も、カメラ関連製品、そしてカメラからの画像を処理する、表示する製品が多くを占めていた。
「車種別サイドVIEWカメラキット」。専用設計のカメラで、サイドミラー下部に容易に設置が可能。2012年秋~冬にかけて発売される | 「エンブレムリアカメラキット」。エンブレムに取り付け可能なカメラキット。クルマの中心線に取り付け可能なため、歪みの調整が少なくてすむ。すでにトヨタ用やダイハツ用は発売されており、スズキ用が新たに加わる |
「マルチカメラスプリッター MCS293」。4系統のビデオ入力(コンポジット)を持ち、2~4つの映像を合成して出力できる。上部にフロントカメラ映像、下部にリアカメラ映像など、多彩なセッティングが可能 | 3つの映像を合成 | 2つの映像を合成 |
「スーパースリムモニター SSM-W4.3」。厚さ15mmの4.3型モニター。映像入力を2系統持ち、リバース連動による切り替えが可能。7月発売予定 |
スマートフォン対応については、同社Webサイトでの対応のほか、説明書をスマートフォン閲覧可能にする。これにより、作業時にすぐに閲覧できるなど、使い勝手の向上を目指していく。
(編集部:谷川 潔)
2012年 6月 18日