【ナビレビュー】「セレナ」専用8V型カーナビ「ストラーダ Lシリーズ CN-L800SED」
日産のベストセラーミニバン専用市販モデル


8V型大画面のパナソニック ストラーダ Lシリーズ CN-L800SED

 カーナビ黎明期から独自商品をリリースし続けているパナソニック。IT機器からテレビ、白物、電池、ホームエレクトロニクスまでと、総合電機メーカーだけに保守的なイメージがあるけれど、ことカーナビについては実はかなり戦略的な商品を送り出している。例えばジャイロセンサーが一般的じゃなかった時代に光ファイバーを使って自律航法を実現したり、今では標準的になったワイドVGAモニターを他社に先駆けて採用したりといった具合。「Strada(ストラーダ)」が付けられてからも、Blu-ray&XGAモニターなんてハイエンドモデルもあったものの、低価格化の波に押されたせいか一般化しなかったのがちょっと残念ではある。

 それはさておき。最近ではメモリーナビのみに移行するメーカーが多い中、ストラーダはHDDモデルもラインアップ。2012年夏モデルは、HDDモデルにはワイド2DIN&2DINの「Hシリーズ」がそれぞれ1機種、さらに専用フィッティングが付属する「Lシリーズ」3機種を揃えている。また、メモリーナビにもワイド2DIN&2DINの「Sシリーズ」と2DINの「Sクラス」、そして最近では少なくなったオンダッシュモニター採用の「Zシリーズ」の計4機種と、老舗ならではの幅広いモデルを揃えている。

 なかでも注目といえるのが車種別専用設計とすることで、8V型大画面モニターのインストールを可能にしたストラーダ Lシリーズ。専用フィッティングが必要となるため装着車種が限られており、今のところホンダ「フィット」「ステップワゴン」、日産「セレナ」用の3モデルがリリースされている。

8月1日に発売されたばかりのハイブリッド車「セレナ S-HYBRID」にも適合する。セレナの購入を検討しているのなら、要注目のナビだろう

市販モデルとは思えないフィッティング
 Lシリーズの試乗車となったのはミニバンのセレナ。同車はもともとワイド2DIN(200mm×100mm)仕様のパネルとなっているため、汎用2DINナビ(180mm×100mm)を装着すると左右にかなり広いスペースができてしまう。だが、専用設計とすることで、ボタンを画面両サイドに配置するとともに、2DINには物理的に収まらない8V型ワイドVGAモニターを使用することが可能になったのだ。

 画面両サイドに設けられたボタンはメニューやボリューム、現在地といった使用頻度の高いモノ。一般的な2DINサイズのナビだと、画面下に小さなボタンが用意されていることが多いが、こちらはサイズが大きく押した感触もソフトで別格といえる操作感。車両と同じオレンジの照明を採用するなど、ルックス的にも美しくスマートと、さすがは専用設計!といった印象だ。

 また、HDDを採用したH&Lシリーズは、タッチパネルに静電式を採用しているのも大きな特長。いまやスマートフォンでは標準となっているが、据え置き型のカーナビで採用しているのは同社だけ。フリックやドラッグで操作ができるのはスマホ慣れしたユーザーには受け入れやすいし、地図をスクロールさせるのに「画面上の小さなボタンを探して押しつづける」よりはカンタンだ。その一方、地図の拡大/縮小などは従来どおりのボタンを使ったタップ操作で行う。操作としての統一感に欠けるように思える半面、手元から離れた位置にあるデバイスでマルチタッチによる操作を行うのは使いづらそうな気も。とはいえ、好みもあるので一概にはいえないけれど、フリックによる地図スクロールは便利で使いやすく感じる人が多いのではないだろうか。

モニターまわりのボタンが画面外の空きスペースに移動したことで、純正装着のようなスッキリとした仕上がり一般的な2DINモデルと違いボタンが大きく、いちいち目視で確認しなくても押しやすいボタンのイルミネーションも車両と同じオレンジ色でまったく「後付け感」がない
8V型ワイドVGAモニター採用のためエアコンボタンまわりの化粧パネルまで専用品。下部のメッキパーツ同様だが、それをまったく感じさせない自然なフィッティングだモニターをスライドさせるとCD/DVDとSDカードスロットにアクセスできるタッチパネルはカーナビで一般的な感圧式ではなく、スマートフォンなどに多く採用される静電式。フリックに対応するためページ切り替えなどの操作がスムーズ

専用アプリで目的地検索がスピーディ
 最近のカーナビでトレンドとなっているスマートフォン連携。アプローチはさまざまだが、ストラーダが選んだのはAndroidおよびiPhone用の専用アプリ「おでかけナビサポート ここいこ♪」を利用する方法。このアプリは目的地の検索を行うもので、「るるぶDATA」を元にした観光スポット検索、「ぐるなび」を使ったグルメスポット検索、「Yahoo! JAPAN」を使った周辺検索と、3タイプの検索が可能となっている。これならナビの使い方に不慣れな同乗者にも操作してもらいやすいし、音声による入力も可能だからスムーズに目的地を探し出すことができるハズ。

 検索した目的地はBluetooth接続により、ワンタッチでナビに送信してルート探索まで自動で行われるため、まったくの手間いらずで超カンタン。Bluetoothというとちょっとハードルが高く感じられるかもしれないけれど、ハンズフリー通話やオーディオ再生も行えるなどメリットは大きい。1度設定してしまえば次回からは自動接続されるので、これはぜひやっておきたい。スマホ&常時接続環境があるなら、かなり便利で実用的といえる機能だ。

専用アプリを使った目的地検索に対応。AndroidだけでなくiPhone用もリリースされている「ひつまぶし」でグルメスポットを検索してみた。文字入力はタッチパネルのほか音声でも可能なのが便利グルメスポットは「ぐるなび」のデータをもとに検索を行うため、文字の一致だけでなく内容も考慮される
行きたいお店を見つけたら下部の「ナビへ送信」ボタンを押す目的地としてだけではなく経由地として情報の送信が可能だボタンを押すと紙飛行機になって飛んでいくアニメーションが描かれる
ナビ側には情報を受信中の表示が行われるが所要時間はごくわずかだ情報を受信した後はルート探索まで自動的に行われる。後は「案内開始」を押すだけととてもカンタンただ、この機能を利用するためにはBluetooth接続の設定に加え、お出かけナビサポートの利用にもチェックを入れておく必要がある

各種チューニング機能で自分色に染める
 ナビの基本部分はひと言でいってしまえばストラーダらしいもの。加えて本機では「マップチューン」「ルートチューン」「ガイダンスチューン」と、各項目を細かく調整する機能を備えているのが特長だ。

 まず、地図表示は道路を強調表示することでとても見やすく、輪郭線を付けて強調表示される文字も判別しやすい。もっとも標準的な縮尺といえる100mスケールでも建物の形や一方通行表示など、市街地図に準じた情報量が盛り込まれており、常用するマップとしての満足度はかなり高いといえる。半角カナがキライだとか、文字の重なり時の処理とか、「重箱の隅」をつつくようなレベルの不満がないわけではないものの、マップは総じて見やすく分かりやすい仕上がりだ。

 さらにマップチューンを使えば文字サイズ、地図色、道路色をそれぞれ4パターン、計64通りに変更が可能。昼と夜で別々の設定ができるため、昼は文字小さめで道路重視、夜は道路より文字重視で、なんて使い分けが可能なのも便利だ。

 目的地の検索は住所や電話番号、名称、周辺などの情報をHDDに収録するほか、前述した専用アプリを使った検索も可能。そのほか携帯電話やパソコンを使った検索にも対応するが、ユーザー専用サイト「おでかけ旅ガイド」のマイページに保存してSDまたはBluetooth携帯電話を使って転送と、ちょっと手順が面倒。旅行の前に家族でわいわいやりながら自宅のパソコンを使ってルートを決める、なんて場合以外は出番がなさそうだ。

 ルート探索は推奨ルートとなる「おまかせ」のほか「有料優先」「一般優先」「距離優先」「eco」の5ルートを同時に行える。それぞれの特長は文字どおりながら、こちらもルートチューンと名付けられたカスタマイズが可能となっている。設定可能な項目は「有料道路優先」「道幅優先」「抜け道優先」の3つで、それぞれ低から高まで5、4、3段階に調節が可能だ。走り比べるほどの時間はなかったので、実際にどこまで反映されているかは未確認だが、探索結果を見る限り距離と時間、高速料金が微妙に変化しており、確かに設定した内容とマッチしたコースになっている様子。走り込みつつ調節すれば、好みに近いルートを選んでくれそうだ。

 また、ルート探索時には渋滞データバンクも活用。これはいわゆる「統計渋滞データ」と呼ばれるもので、過去の状況から曜日や時刻における渋滞状況を予測、それを避けるルートを選ぶというもの。ルート探索では自動的に反映されるが、任意の時間や場所のデータをチェックすることもできる。

 地図更新はWebユーザー登録&アンケートに答えることで3年分が無料。新東名高速道路については、地図データのみアップグレード更新キットで対応している。もちろん、ルート探索も可能だが、通行料金やSA/PAの施設情報は未対応だ。

「MENU」キーを押すとナビとAV系のボタンをまとめたツートップメニューが表示される。ワンプッシュで両方のメニューが表示できるのは使い勝手がいい右から左へフリックすればそのほかのナビメニューに逆にフリックすればAV系の別メニューになる
ツートップメニューのアイコンは自分好みにカスタマイズが可能左右だけでなく上下にもフリックできる。上のメニューはネットワーク関連
下のメニューは設定関連。こちらも左右への移動が可能で合計3画面を行き来できる
標準的なスケールとなる100mでの地図表示。道幅の反映や建物の形状表示、一方通行表示など市街地図に準じた内容となる。緑地や水面の表現も美しい市街地図は25mと50mスケールを用意
200mスケール以降は400m、800m、1.6km、3.2km、6.4km、12km、25km、50km、100km、200kmを用意
地図表示の変更は専用の画面で行う2画面表示。縮尺違いのほか、2D/3Dの同時表示も可能
進行方向を見渡せる3D表示。100mスケール以下では建物を立体的に表現
地図のテーマ、文字サイズ、道路色をカスタマイズできるマップチューンを搭載文字サイズを最小と最大にした例。最小はさすがに見づらいが表示数が増えても読めるというメリットもある
道路色も変更できる
地図色は、タウン、クルージング、トワイライト、トラフィックの4パターンがある
ノースアップ表示ももちろん可能右下のランチャーボタンを押すとショートカットメニューが表示される。各チューンは中央の「TUNE」ボタンから。それ以外の6ボタンは変更が可能
目的地検索は電話番号約2800万件、住所検索約3790万件と豊富なデータから行える。ここでは名称検索でスカイツリーを探してみた文字を1文字入れるごとに自動的に絞り込まれていく。スカイツリーの場合は最終的に3件となった目的地を選ぶと地図表示とともに専用のメニューを表示
情報の表示も可能だがスカイツリーは少なめだった下の「提携P」ボタンを押せば施設と提携している駐車場を探すことができる。これは便利インターネットでの検索結果の地点情報を利用し目的地としても設定できる。ただ、手間が掛かるためアプリを使った方が遙かにラク
ルート探索は最大5ルートまで同時に行える
ルート探索の設定をカスタマイズできるルートチューンを搭載。設定しておけばその条件を考慮した探索が行われるため、自分好みの設定を見つけるのに役立ちそう
新東名の地図データをアップグレードキットとして用意。料金表示などには対応しないものの、ルート探索は可能同じ名称の施設をまとめて表示するグルーピングリストを用意。電気店やうどん屋など、チェーン店の検索に便利大量に候補がある場合はそこからエリアなどで絞り込めば、すばやく見つけることが可能だ
加減速やアイドリング時間などからエコ度を診断してくれるドライブ診断機能を搭載。給油量を入力すれば燃費計算も行える過去の渋滞データから未来の渋滞を予測する渋滞データバンク。任意の場所、日付、時間の状況を見ることが可能

シンプル&分かりやすいルート案内
 ルート案内のキモとなるのは交差点拡大図。かなりデフォルメした表現ながら交差点名、レーンガイド、ランドマーク表示と必要な情報が網羅されている。視点の位置が変わるアニメーション効果も採用されており、必要にして十分といった内容だ。2画面表示のバリエーション的な案内として「レーンリスト」表示と「ルートガイド」表示も。前者は連続する交差点での推奨レーンを、後者は右左折する交差点の情報を表示するもので、都市部などで複雑なルートを走行する際にはわかりやすく実用的だ。

 案内に関してもガイダンスチューンが用意されている。アナウンスのタイミングや回数などが変更できるほか、カーブやレーン、合流、踏み切りといった場所での案内のON/OFFが可能。同乗者がいるときは頻度を下げ、まったく知らない場所を走る時は案内を増やす、なんてことがカンタンにできる。

 SALAS(サラス)と呼ばれる測位システムにより自車位置精度も良好だ。テストでは首都高速と一般道が上下に平行している場所と、地下駐車場でチェックしたが、どちらも問題なく自車位置を表示。走行中も大きく乱れることはなく、全体的に高いレベルにあるといってよさそうだ。

交差点では右側に拡大図を表示。シンプルだが近接して案内される交差点は一画面に表示されるなど分かりやすい仕上がり右左折するポイントを常時表示するルートガイド表示連続する4つの交差点の推奨走行レーンを表示するレーンリスト。車線数が多い都市部では重宝する機能だ
全国約1100個所の交差点に用意される難交差点拡大図の昼表示と夜表示。道路のペイントや建物がリアルに表示されるため、進行方向をひと目で理解しやすい
都市高速にはイラストによる入り口案内が用意される。トリッキーな場所にあることが多いため、周囲の状況がつかみやすいイラストによる案内はありがたい高速道路のジャンクションなどにもイラストによる案内が用意されている。こちらはデフォルメされた表示だが必要にして十分な内容インターやジャンクション、SA/PAなどのポイントを2画面表示するモードも
案内もカスタマイズ可能。アナウンスの頻度や項目が設定可能だ
都市高速と一般道が上下に平行する場所での精度チェック。写真の「新山下出口」を降りたところで一般道を使ったルートを再探索。きちんと高低差を認識した
地下駐車場でのテスト。専用の駐車場マップが収録された施設だったため、入り口スロープを降りた時点で表示が切り替わった自車位置はきちんとスロープをトレース駐車場内では通路が1本ズレることもあったが……
出口のスロープまでには修正され正しい位置に地上に出たところで通常のマップに再度切り替わった。高さの認識はかなり高いレベルだ現在のナビではGPS信号はそれほど重視されていないが、衛星の補足状況のチェックが可能

地デジの美しさは特筆モノ
 対応ソースはフルセグ地デジをはじめDVDビデオ、Bluetooth、iPod/iPhoneなどに対応、そのほか同社の液晶テレビ「ビエラ」やDVD/Blu-rayレコーダー「ディーガ」で録画した動画をSDカード経由で再生することも可能と、豊富なソースに対応している。

 その中でも注目なのが地デジだ。ビエラ譲りの映像エンジンによる地デジは鮮やかで美しい。アナログからデジタルに移行して以降、7V型モニターモデルでもそう思えたが、本機ではLEDバックライト&静電式タッチパネルの採用もあって、さらに磨きが掛かった印象を受ける。番組表やデータ放送にも対応しているほか、ナビ+地デジの2画面表示も可能と使い勝手も良好だ。

 音響設定は車種専用のセッティングが施されているほか、ナビに用意されていたカスタマイズ機能が、オーディオにも用意されている。それがオーディオチューンだ。「音の匠」など音響効果をすばやく切り替えられるほか、イコライザーやバランス/フェーダーなどの項目をメニューの階層をたどらずに設定できる。

iPhone/iPod接続ケーブルが標準となるなどAV機能も充実2DINナビより大型の8V型モニターはクリアで美しく地デジを存分に楽しめる
情報系の表示も家庭用テレビと変わらない充実度
各種操作はタッチパネルで行える。離れた場所から操作したいならオプションのリモコンを用意すればいいデータ放送も利用できるナビと地デジの2画面表示。これだけ小さなウインドーでも内容はバッチリ
60GBのHDDのため音楽データを大量にストック可能。録音モードも96kbps~256kbpsの5段階に加え、非圧縮のCD音質モードも用意AM/FMチューナーも搭載。GPSデータを元にプリセットも自動的に変更されるiPhone/iPod接続ではアルバムのアートワーク表示に対応。ポッドキャストの音声再生も可能だ
カンタンにカスタマイズ可能なオーディオチューンを用意。ただ、車種別モデルとなるため基本データは最適にチューニングされている

DSRC連動にも対応
 オプションで注目したいのがDSRC車載器。VICSと同じような路車間通信を行うシステムだが、多くの情報のやりとりが可能なことから、さまざまな道路情報を得ることが可能。静止画を含めた安全運転支援情報のほか、SA/PAに設置されているITSスポットでは周辺地域の情報なども取得できる。また、ETC機能も備えているので、1台で済むのも便利だ。

ETC機能も備えたDSRC車載器「CY-DSR110D」。見た目はほとんどETC車載器と変わらないDSRC車載器を接続するとVICSメニューに専用アイコンが出現全国の高速道路に設置されたITSスポットを通過すると情報を割り込み表示。これはパーキングエリア入り口に設けられたスポットからの情報
道路上ではVICSとは安全運転支援情報の受信が可能。静止画が提供されるスポットもある道路上だけでなくSA/PAでは専用の駐車スペースが用意され、情報の取得が可能になっている(全国約50個所)
SA/PAのスポットでは地域情報や渋滞情報を見ることができる。ただ、現状ではあまり魅力的なコンテンツとはいえない
ETC車載器も兼ねているので高速入り口でのETCレーン情報や料金表示ができるバックカメラの接続にも対応

対応車種オーナーなら間違いなくオススメ
 8V型モニターを装着できる、という点だけを見ても魅力度は大きい。一般的な7V型とは数字上ではわずか1型の違いしかないけれど、その差は歴然。加えて静電式タッチパネルやLEDバックライトの採用もあり、地デジの映像は美しいのひとことにつきる。

 ナビまわりの機能もストラーダの集大成といった感じでこなれており、機能面はもとより使い勝手も良好だ。地図表示やルート、案内のカスタマイズ機能も実用的。一度設定してしまえばそれほど変更することはないだろうが、「できる」と「できない」の差は大きい。この機能をうまく使いこなせば、自分好みのルート設定や音声案内を実現できそうだ。

 スマホ連携に関しても文字で読むと面倒に感じるかもしれないが、実際にやってみるととてもカンタン。ナビ本体での操作と違って走行中でも同乗者による操作が可能だし、転送時間も一瞬というレベルなので実用度はかなり高いといえる。

 対応車種が少ないのが難点といえるけれど操作性や精度など、やはり専用ナビはいいなと思わせるデキ。対応車種のオーナーなら購入リストのトップに挙げたいモデルだ。

(安田 剛)
2012年 9月 3日