今週末開催の「アニバーサリーデー」で「マツダ 787B、767B」が鈴鹿を走行
走行車両がほぼ確定。W・レイニー選手の来日はキャンセル

唯一のル・マン優勝をした日本車である「マツダ 787B」

2012年9月1日、2日開催
PDFダウンロードで入場無料



 鈴鹿サーキットは、夏休み最後の土日となる9月1日、2日に「鈴鹿サーキット 開業50周年アニバーサリーデー」を開催する。特設サイト(http://www.suzukacircuit.jp/50anniversary/)から特別無料招待券(PDF)をダウンロードし、必要事項を記入すれば入場は無料。

 日々情報が更新されているアニバーサリーデーのスケジュールだが、レーシングコースで実施される走行イベントの走行マシンとドライバーがほぼ決定したようだ。

 その中でも注目は、「世界に通ずる鈴鹿1000km」という走行枠で日本車で唯一ル・マンを制覇した「マツダ 787B」が走ること。ドライバーは寺田陽次郎選手が担当し、マツダ 767B、日産R92CP、・ローラT70 MkIIなどと一緒に鈴鹿を走る。

 また、鈴鹿サーキットの担当者によると「永遠のライバル対決! ─ 星野一義・中嶋悟最終決着 マクラーレン・ホンダの競演 ─ 受け継がれるライバルたち」が注目。この走行枠では、ウイリアムズFW11に星野一義選手が、ロータス100Tに中嶋悟選手が乗って走るほか、黄金時代を築いたマクラーレンMP4/4(伊沢拓也選手)、MP4/5(塚越広大選手)が同時に走行する。第2期ホンダF1の代表的なマシンを一挙に楽しむことができる。

 「ワールドグランプリ ─ 時空を超えたレジェンドとの再会」では、ヤマハYZR500 OW70(K・ロバーツ選手)、ホンダNS500/NSR500(F・スペンサー選手)らの走行を見ることができるが、残念なことにW・レイニー選手の来日はキャンセルとなった。

 このほか、多数の車両の走行が予定されている。走行時刻や担当ドライバーなどは、アニバーサリーデーのWebページを参照のこと。

(編集部:谷川 潔)
2012年 8月 31日