フォルクスワーゲン、フルサイズミニバン「シャラン」に駐車支援システム 全車に標準装備 |
フォルクスワーゲン グループ ジャパンは7人乗りフルサイズミニバン「シャラン」に駐車支援システムなどを装備し、10月1日に発売する。
モデル | 価格 |
シャラン TSI ハイライン | 437万円 |
シャラン TSI コンフォートライン | 382万円 |
駐車支援システム「パークアシスト」は、縦列駐車、車庫入れ後退駐車時に、駐車できるスペースを検出し、ステアリングを自動で操作し、前進・後退を指示することで駐車を支援する。
車両のどちらがわに駐車するか、縦列なのか車庫入れなのかを指定し、駐車スペースの横を通過すると、前後バンパーの超音波センサーで駐車可能なスペースを検出する。システムの指示に従ってドライバーが車両を前進・後退させると、システムがステアリングを操作し、駐車を完了する。
さらに、縦列駐車からクルマを出す動作も支援する。
このほか、ドライバー疲労検知システム「ファティーグ・ディテクション・システム」と、前後/高さ調整式ヘッドレスト(運転席/助手席)が新たに装備されている。
いずれの新装備も全車標準となっており、価格は3万円高となった。
このほかに変更点はなく、パワートレーンには直列4気筒DOHC1.4リッター直噴ターボ+スーパーチャージャー+6速デュアルクラッチAT「DSG」、アイドリングストップシステムが引き続き採用され、両側パワースライドドア、パワーリアゲートなどが装備されている。
パークアシストの動作 | |
ダッシュボード中央に設けられたパークアシストのスイッチ(写真では点灯しているスイッチ)を押すと、縦列・車庫入れが切り替わる | |
縦列駐車モード。左右の切り替えはウインカーレバーで | |
車庫入れモード。こちらもウインカーレバーで左右を切り替える | |
バンパーの超音波センサー。パークディスタンスコントロール(コーナーセンサー)のセンサーを使っている | ヘッドレストが前後/高さ調整式になった |
【お詫びと訂正】記事初出時、トランスミッションを「7速DSG」と表記しましたが、「6速DSG」の誤りでした。お詫びして訂正させていただきます。
(編集部:田中真一郎)
2012年 9月 27日