スズキ、パリショーで初のCセグメントクロスオーバー「S-Cross」発表
S-Crossベースの市販車を2013年末までに欧州で発売

海外営業本部長 鮎川堅一常務役員とS-Cross

2012年9月27日(現地時間)公開



 スズキは、パリモーターショー(プレスデー:9月27日~28日、一般公開日:9月29日~10月14日)でコンセプトモデル「S-Cross(Sクロス)」を公開した。このS-Cross発表の場において、同社の海外営業本部長 鮎川堅一常務役員は、S-Crossをベースとしたモデルを2013年末までに欧州で発売することを明らかにしている。

 同社初のCセグメントクロスオーバー車。

 フロントのスキッドプレート、大きく張り出したフェンダーアーチ、20インチ大径タイヤ&クロームホイールなどで「力強さ」を、またフロントバンパーからリアにかけて抑揚のあるキャラクターライン、フロントバンパーのLEDフォグランプ部まわりのクロームメッキ、動物の筋肉をモチーフにした前後のLEDライトなどで「Emotion(躍動感)」を表現した。

 また、燃費改善に寄与するための形として、後傾したルーフラインを採用するとともに、フロントバンパー、ドア下端、リアバンパーに平滑な面処理を施している。

(編集部:小林 隆)
2012年 9月 27日