アウトランダー PHEV

　三菱自動車工業は、10月2日～6日に千葉県の幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2012」において、軽トラック電気自動車（EV）の新型「MINICAB-MiEV TRUCK（ミニキャブ・ミーブ トラック）」を初公開する。同モデルは2013年初頭に発売予定となっている。

　「i-MiEV」「MINICAB-MiEV」に続くEVシリーズの第3弾モデル。ミニキャブ トラックをベースに、MINICAB-MiEVで採用する駆動用バッテリー、モーター等のEVコンポーネントを搭載するが、荷台スペースや積載量はベース車と同等の積載性を確保したと言う。

　CEATEC JAPANの展示ブースでは、電源供給装置「MiEV power BOX」とMINICAB-MiEV トラックを接続し、農作業でのEVの新しい活用方法を提案するほか、i-MiEVの電力でステージ照明を点灯させる。

　そのほか、今秋に発売予定の新型「アウトランダー」をベースに、EV派生型の「プラグインハイブリッドEVシステム」を搭載した「アウトランダー PHEV」も出展するとともに、スマートグリッド実証実験装置「M-tech Labo」の電力需要平準化技術を家庭に展開するコンセプトハウス「MiEV House」を展示する。