ビー・エム・ダブリューは10月20日、2012パリモーターショーでワールド・プレミアされた「MINIペースマン」を国内初公開した。袖ヶ浦フォレスト・レースウェイ（千葉県袖ヶ浦市）で開催されたMINIのオーナー向けサーキットイベント「MINIコネクション2012」に持ち込まれ、来場者にも実物を公開した。

MINIマーケティングディビジョン本部長アンドリアス・ヴェッケ氏	「MINIペースマン」はサーキット内に専用のクローズドなブースを設営してお披露目された

■MINIペースマン
　「MINIペースマン」は7番目のMINIファミリー。「MINI クロスオーバー」同様のフロントまわりに3ドア4シーターのクーペボディを組み合わせたもの。日本国内への正式発表は2012年3月を予定。“MINI”にちなんだ日を予定しているという。

　公開に合わせて来日したMINIマーケティングディビジョン本部長アンドリアス・ヴェッケ氏は「非常に美しいデザインを誇っており、MINIのラインナップでも7代目のモデル。スモールカーセグメントの中でも、初のスポーツアクティビティクーペ」と説明し、デザインの特徴は「筋肉質的な質感」とした。

　展示された「MINIペースマン」は特別に輸送したもので、仕様等は日本仕様につながるものではない。日本導入の際の価格・スペック等は現在のところ未定。

■MINI ジョンクーパーワークスGP
　パリショーでワールドプレミアされたもうひとつのモデルが「MINI ジョンクーパーワークスGP」。限定2000台生産で、そのうち日本には200台が割り当てられる。

　MINI ジョンクーパーワークスGPのエンジンはターボチャージャー付き4気筒1.6リッターで、最大出力は160KW（218PS）、0-100km加速は6.3秒、最高速度は242km/h。ニュルブルクリンクを8分23秒で走行するという。

■MINI INSPIRED BY GOODWOOD
　ロールスロイスが内外装を手がけたMINIの限定車も展示された。ダイアモンド・ブラック・メタリックの特別なボディーカラー、コーンシルク・ベージュのレザー・インテリアなど、ロールス・ロイスの雰囲気を持った特別なMINIだ。

■MINIコネクション2012
　MINIコネクション2012は今回が4回目となるMINIオーナー向けイベント。サーキットを自分のクルマで走行できるSPORTS RUN.といった走行系のイベントのほか、最新MINIの試乗やステージでのショー、自分のクルマの純正洗車グッズで洗ってもらえる洗車ショー、MINIドッグコンテンストなど多数のイベントや、出店、交流スペースなどあり、会場には多くのMINIオーナーや犬であふれかえった。

後方に見える芝生スペースまでMINIであふれた「MINIコネクション2012」	ステージでは演奏やショーが催された	乗り付けた自分のMINIを純正洗車グッズで洗って（？）もらえる洗車ショー

おなじみのMINIを使ったPKゲーム	ロンドンの公園（？）風の休憩スペース
布袋寅泰のコラボモデルも展示した