マツダ、メキシコ新工場でトヨタ車の生産
2015年ごろに、デミオベースのトヨタブランドの小型車を生産

2015年ごろに「デミオ」ベースのトヨタブランドの小型車を生産することが決定(写真は現行デミオ)

2012年11月9日発表



 トヨタ自動車とマツダは11月9日、2013年度に稼働予定のマツダのメキシコ新工場において、トヨタの北米向けを中心とした車両を生産することについて合意したと発表した。

 メキシコ新工場では、「Mazda2(日本名:デミオ)」「Mazda3(日本名:アクセラ)」の生産を行う予定で、年間約14万台の生産能力を保有する。今回の合意により、同工場でMazda2をベースにしたトヨタブランドの小型車を、年間5万台程度生産することが決定。同車両の生産にあたり、トヨタは能力増強分の設備投資および開発費用について、応分を拠出する。

 今後、トヨタは北米などにおける商品ラインアップの強化を、マツダは同工場の生産台数増加による生産効率の向上や、収益への貢献を目指すとしている。

(編集部:小林 隆)
2012年 11月 9日