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パイオニア、三英社製作所とEV/PHV用普通充電器を共同開発
自立スタンドや壁掛け、ブロック塀への埋め込みなど自由度の高いレイアウトが可能
(2013/1/28 14:44)
パイオニアは1月28日、配電機器専業メーカーの三英社製作所と共同で電気自動車(EV)/プラグインハイブリッド車(PHV)用普通充電器を開発したと発表した。この普通充電器は、三英社製作所から販売する予定と言う。
パイオニアは、2011年に発表した中期事業計画に「新規分野への事業参入と育成」を盛り込んでいる。その1つにEV関連事業を掲げており、すでにEV/PHV用のカーナビゲーションや非接触充電システムなどの開発にも着手している。
今回発表された普通充電器は、製品コンセプト、デザイン、インターフェイスの仕様をパイオニアが、設計・生産を三英社製作所が行う。
本体サイズは190×100×390mm(幅×奥行き×高さ)とし、縦/横設置が可能なほか、自立スタンドや壁掛け、ブロック塀への埋め込みも可能なレイアウトフリー構造を採用。これにより、これまでスペースの問題から充電器の導入を見送っていた駐車場でも、設置の可能性が高まると言う。
また、設置後に通信モジュールや拡張ユニットなどを追加できる構造になっており、遠隔監視や遠隔操作、認証などの機能を拡張できるとしている。