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独フォルクスワーゲン、ジュネーブショーで新型「ゴルフ GTI」公開

220PSの標準モデルと230PSの「GTI パフォーマンス」を用意

2013年2月27日(現地時間)

 独フォルクスワーゲンは新型「ゴルフ」のスポーツモデル「GTI」を、ジュネーブ・モーターショー(プレスデー:3月5日、6日、一般公開日:3月7日~17日)で公開する。

 歴代ゴルフのスポーツモデルGTIが、7代目ゴルフにもラインアップされる。搭載されるエンジンはアイドリングストップ機構付きの直列4気筒2リッター直噴ターボで、前輪を駆動する。トランスミッションは6速MTと、6速デュアル・クラッチ・トランスミッション「DSG」。

 新型GTIには、最高出力162kW(220PS)/4500-6200rpm、最大トルク350Nm/1500-4400rpmの標準モデルのほかに、最高出力169kW(230PS)/4700-6200rpm、最大トルク350Nm/1500-4600rpmの「GTI パフォーマンス」が用意される。

 GTI パフォーマンスは出力の向上にあわせて、ブレーキも強化されており、標準モデルが前312×25mm、後300×12mmのベンチレーテッドディスクを装着するのに対し、GTI パフォーマンスは前340×30mm、後310×22mmとなっている。

 外観はこれまでのGTIを踏襲して、フロントに赤いラインを入れ、専用エアロパーツが装着、17インチホイール、赤く塗装されたブレーキキャリパー、LEDスモークテールランプなどを装備する。

 インテリアもGTIでおなじみのタータンチェックのシートや、赤いステッチの入ったステアリングホイールとシフトレバー、赤いアンビエントライト、ステンレスペダルなどが装備される。

 独では3月5日から予約を受け付ける。価格は2万8350ユーロから。

(編集部:田中真一郎)