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ダイハツ、自動ブレーキについての意識調査

9割以上が認知、10万円程度なら装着

2013年3月25日発表

 ダイハツ工業は3月25日、「自動車の安全機能に関する意識調査」の結果を発表した。

 この調査は、自動車の購入意向がある300名(男女150名ずつ)を対象に、3月5日~10日に行われた。調査対象の年齢層は20代100名、30~50代100名、60代100名となっている。

 これによると、安全機能の認知率は、「衝突回避支援システム(自動ブレーキ)」が94.7%と最も高く、ついで「SRSエアバッグシステム」(92.7%)、「バックモニター/サイドブラインドモニター/アラウンドビューモニター」(89.7%)となった。

 ただし、自動ブレーキは「よく知っている」が47%、「詳しく知らないが、聞いたことはある」が47.7%なのに対し、エアバッグは「よく知っている」が60%、「詳しく知らないが、聞いたことはある」が32.7%、バックモニター等は「よく知っている」が60%、「詳しく知らないが、聞いたことはある」が29.7%となっている。

 また自動ブレーキをつけたいと考えている人が78.7%。興味のある人は94.7%。詳しい内訳は「興味があり、是非つけたい」が37.3%、「興味はあるが、条件付きでつけたい」が41.3%、「興味はあるが、つけたいとまでは思わない」が16%となっている。

 一方で自動ブレーキが「高額で贅沢なシステム」だと感じている人が62%を占めており、自動ブレーキを搭載する条件は「価格が手ごろであること」が58.1%を占めた。つけてもよいと思う価格は「10万円程度」が26.7%でトップ、ついで「5万円程度」が21%となっている。

 ダイハツ工業は軽自動車「ムーヴ」の一部グレードに自動ブレーキ「スマートアシスト」を標準装備しているが、その価格を5万円としている。

(編集部:田中真一郎)