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BMW、「Z4」を一部改良、装備充実
新デザインパッケージ「デザイン・ピュア・トラクション」を設定
(2013/4/24 15:45)
ビー・エム・ダブリューは4月24日、ロードスター・モデル「Z4」を一部改良して発売した。価格は499万円~819万円。
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
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Z4 sDrive20i | 直列4気筒DOHC 2.0リッターツインスクロールターボ | 8速AT | 2WD(FR) | 4,990,000円 |
Z4 sDrive20i Hi-Line | 5,400,000円 | |||
Z4 sDrive20i M Sport | 5,750,000円 | |||
Z4 sDrive35i | 直列6気筒DOHC 3.0リッターツインスクロールターボ | 7速DCT | 6,990,000円 | |
Z4 sDrive35i M Sport | 7,400,000円 | |||
Z4 sDrive35is | 8,190,000円 |
今回の改良では、エクステリアにおいてヘッドライトに新たにLEDを採用したスモール・ライト・リングを装着したほか、LEDターンインジケータを内蔵したクロームのサイドフィニッシャーを新採用。
インテリアでは、コントロールディスプレイの周囲とエアコンディショナーのエアアウトレットのフレームをハイグロス・ブラック仕上げとした。
また、中核モデルのZ4 sDrive20iにウインド・ディフレクターやオートエアコンディショナー、ハンズフリー・テレフォン・システム、スピーチ・コントロールなどを新たに標準装備する一方で、価格は据え置きとした。
さらに、Z4 sDrive20iにカンザス・レザー・インテリアやファインライン・アンソラジット・ウッド・インテリア・トリムを標準装備した「Hi-Line(ハイライン)」を、Z4 sDrive20iとZ4 sDrive35iに「M Sport(エムスポーツ)」を設定している。
パワートレーンは、Z4 sDrive20i、Z4 sDrive20i Hi-Line、Z4 sDrive20i M Sportが直列4気筒DOHC 2.0リッター ツインスクロールターボエンジンと8速ATの組み合わせで、最高出力135kW(184PS)/5000rpm、最大トルク270Nm(27.5kgm)/1250-4500rpmを発生。
Z4 sDrive35i、Z4 sDrive35i M Sport、Z4 sDrive35isは直列6気筒DOHC 3.0リッターツインスクロールターボにデュアルクラッチトランスミッション「7速DCT」の組み合わせになるが、Z4 sDrive35isは高出力化しており、Z4 sDrive35i、Z4 sDrive35i M Sportは225kW(306PS)/5800rpm、最大トルク400Nm(40.8kgm)/1300-5000rpm、Z4 sDrive35isは250kW(340PS)/5900rpm、最大トルク450Nm(45.9kgm)/1500rpmとなっている。
そのほか、新デザインパッケージ「デザイン・ピュア・トラクション」を設定。同パッケージではアルカンターラとレザーを組み合わせたブラックのスポーツシートを装備し、オレンジのステッチとハイライトを採用。さらに、インストルメントパネル下部とアルカンターラ仕上げのドアトリムインサートにもオレンジの加飾が入る。
インストルメントパネルには立体的なパターンが施されたメタル・ウィ―ヴ・インテリア・トリムを採用。ドアトリムおよびセンターコンソールのトリムは、ハイグロス・ブラック仕上げとした。
ボディーカラーは専用色の「ヴァレンシア・オレンジ」に加え6色を用意。ヴァレンシア・オレンジを選択するとブラックのハードトップカラーを選択できる。