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プジョー、WRC 9連覇のローブ選手とともにパイクスピークヒルクライムに参戦

875馬力、875kgのプジョー 208 T16 パイクスピーク

プジョー 208 T16 パイクスピーク
2013年4月23日発表(現地時間)

 プジョー・スポールは4月23日(現地時間)、WRC(世界ラリー選手権) 9連覇のセバスチャン・ローブ選手とともに、6月30日に開催されるパイクスピークヒルクライムに参戦すると発表。参戦マシンである、875馬力、875kgのプジョー 208 T16 パイクスピークの仕様を明らかにした。

208 T16 Pikes Peak / Sébastien Loeb

 208 T16 パイクスピークに搭載されたエンジンは、耐久レース用に設計されたV型6気筒 3.2リッター ツインターボをベースにし、最高出力875馬力、最大トルク90kgmを発生。875kgのボディーに組み合わされ、縦置き6速シーケンシャル/パドルシフトのトランスミッションを介して、4輪を駆動する。発進加速は、0-100km/h 1.8秒、0-200km/h 4.8秒。最高速度の240km/hまでは7.0秒で到達する。

 この圧倒的なマシンと、最高峰のドライバーを擁して、パイクスの王者を目指すとしている。

主要諸元
エンジン形式V型6気筒+ツインターボ
排気量3.2リッター
バルブ数24
エンジン搭載位置リアミッドシップ
シリンダー数(バンク角)6気筒(60°)
最高出力875馬力
最大トルク90kgm
最高回転数7800rpm
最高速度240 km/h
0-100km/h1.8秒
0-200km/h4.8秒
0-240km/h7.0秒
駆動方式4WD
ギアボックス縦置き6速シーケンシャル/パドルシフト
フレーム鋼管
ボディーワークカーボン製
サスペンション形式プッシュロッド/ロッカーアーム式ダブルウイッシュボーン
スプリングトーションバー
ダンパー油圧ダンパー
アンチロールバー前後
ステアリング油圧パワーステアリング
ブレーキ2系統油圧回路+モノブロックキャリパー
ブレーキディスクベンチレーテッドカーボンディスク(前後)
ディスクサイズフロント:直径380 mm/リア: 直径355 mm
ホイール18×13インチマグネシウムアロイ
タイヤミシュラン(31/71×18)
全長4500mm
全幅2000mm
全高1300mm
ホイールベース2695mm
ウイング幅2000 mm(プジョー908のリアウイングを元に設計)
燃料タンク容量40L
車両重量875kg

(編集部:谷川 潔)