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プジョー、WRC 9連覇のローブ選手とともにパイクスピークヒルクライムに参戦
875馬力、875kgのプジョー 208 T16 パイクスピーク
(2013/4/24 20:55)
プジョー・スポールは4月23日(現地時間)、WRC(世界ラリー選手権) 9連覇のセバスチャン・ローブ選手とともに、6月30日に開催されるパイクスピークヒルクライムに参戦すると発表。参戦マシンである、875馬力、875kgのプジョー 208 T16 パイクスピークの仕様を明らかにした。
208 T16 パイクスピークに搭載されたエンジンは、耐久レース用に設計されたV型6気筒 3.2リッター ツインターボをベースにし、最高出力875馬力、最大トルク90kgmを発生。875kgのボディーに組み合わされ、縦置き6速シーケンシャル/パドルシフトのトランスミッションを介して、4輪を駆動する。発進加速は、0-100km/h 1.8秒、0-200km/h 4.8秒。最高速度の240km/hまでは7.0秒で到達する。
この圧倒的なマシンと、最高峰のドライバーを擁して、パイクスの王者を目指すとしている。
主要諸元 | |
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エンジン形式 | V型6気筒+ツインターボ |
排気量 | 3.2リッター |
バルブ数 | 24 |
エンジン搭載位置 | リアミッドシップ |
シリンダー数(バンク角) | 6気筒(60°) |
最高出力 | 875馬力 |
最大トルク | 90kgm |
最高回転数 | 7800rpm |
最高速度 | 240 km/h |
0-100km/h | 1.8秒 |
0-200km/h | 4.8秒 |
0-240km/h | 7.0秒 |
駆動方式 | 4WD |
ギアボックス | 縦置き6速シーケンシャル/パドルシフト |
フレーム | 鋼管 |
ボディーワーク | カーボン製 |
サスペンション形式 | プッシュロッド/ロッカーアーム式ダブルウイッシュボーン |
スプリング | トーションバー |
ダンパー | 油圧ダンパー |
アンチロールバー | 前後 |
ステアリング | 油圧パワーステアリング |
ブレーキ | 2系統油圧回路+モノブロックキャリパー |
ブレーキディスク | ベンチレーテッドカーボンディスク(前後) |
ディスクサイズ | フロント:直径380 mm/リア: 直径355 mm |
ホイール | 18×13インチマグネシウムアロイ |
タイヤ | ミシュラン(31/71×18) |
全長 | 4500mm |
全幅 | 2000mm |
全高 | 1300mm |
ホイールベース | 2695mm |
ウイング幅 | 2000 mm(プジョー908のリアウイングを元に設計) |
燃料タンク容量 | 40L |
車両重量 | 875kg |