ニュース
マツダ、「ビアンテ」をマイナーチェンジ、FF車のパワートレーンにスカイアクティブ採用
FF車の燃費は14.8km/L、エコカー減税の免税対象に
(2013/5/27 14:46)
マツダは5月27日、ミニバン「ビアンテ」をマイナーチェンジして発売した。価格は227万8500円~282万9750円。マイナーチェンジに伴いグレード体系も見直され、ダイナミックなフロントデザインを採用した特別仕様車「グランツ」の一部装備を変更し、新たにラインアップに追加した。
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 | 減税 |
---|---|---|---|---|---|
20C-SKYACTIV | 直列4気筒DOHC 2.0リッター(SKYACTIV-G) | 6速AT(SKYACTIV-DRIVE) | 2WD(FF) | 2,278,500円 | 免税 |
20S-SKYACTIV | 2,493,750円 | ||||
グランツ-SKYACTIV | 2,598,750円 | ||||
20C | 直列4気筒DOHC 2.0リッター DISI | 4速AT | 4WD | 2,488,500円 | - |
グランツ | 2,829,750円 | - |
今回のマイナーチェンジでは、2WD(FF)車全モデルに直列4気筒DOHC 2.0リッターの高効率直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」と高効率トランスミッション「SKYACTIV-DRIVE」(6速AT)を搭載し、走行性能と燃費性能を向上。SKYACTIV-G 2.0搭載車のJC08モードは14.8km/Lとなり、エコカー減税の免税対象車となった。
また、2WD車では「ダイレクトモード機構付ステアリングシフトスイッチ」や、走行中に運転操作の評価の状態が分かる「インテリジェント・ドライブ・マスター(i-DM)」(ティーチング機能)を新たに装備するとともに、DSC(横滑り防止機構)とTCS(トラクションコントロールシステム)に加え、HLA(ヒルローンチアシスト)を標準装備とした。
さらに電動両側スライドドアを全車に標準装備しつつ、室内や荷室の収納スペースを増やすなど日常の使い勝手も向上させている。
主な装備内容については以下のとおり。
精悍さと上質感を高めた内外装
・新機種「グランツ-SKYACTIV」「グランツ」は、専用のフロントデザインとなり、マツダの新しいファミリーフェイスであるシグネチャーウイングを採用。
・ボディーカラーは、精悍なイメージの新色「ジェットブラックマイカ」をはじめ、全6色を用意。「ジェットブラックマイカ(新色)」「ラディアントエボニーマイカ」「ストーミーブルーマイカ」「クリスタルホワイトパールマイカ」「アルミニウムメタリック」「クリアウォーターブルーメタリック(「グランツ-SKYACTIV」「グランツ」を除く)」
・インストルメントパネルのセンターパネルに、質感の高い「ブラックメタリック」と「グロッシーダークグレー(「グランツ-SKYACTIV」「グランツ」専用)」の2色を設定。
機能的かつ快適な室内空間
・「電動両側スライドドア」と「スライドドアイージークロージャー(運転席側/助手席側)」を標準装備。
・運転席/助手席両席に「シートバックポケット」を標準採用し、リアドアポケットの「ボトルホルダー」を使いやすい形状に変えるなど、各部の機能性を向上。
・荷室の床下収納スペースを拡大(スペアタイヤを廃止、パンク修理キットを装備)。
・3列目席に乗降する際のシート操作性を向上。
・3列目席の乗員が操作するための2列目席スライド用レバーを赤色に変更
・2列目シートバックに、シート操作方法をイラストで表示したラベルを設定
・2列目席を横方向にスライドさせるレバーにアイコンを表示
・シートアレンジを引き続き採用。
「リビングモード」:3列目席をたたんで、2列目席を最後端へスライドさせ、広い室内空間と広大な足元空間を確保。
「セミリビングモード」: 3列目席をたたまず荷物スペースに活用しながら、2列目席で大人が楽に足を組める空間を確保。
新グレード「グランツ-SKYACTIV」「グランツ」の専用装備
・フロントデザイン(バンパー、メッキトップバー&アッパーグリル、シグネチャーウイング)
・リアフィニッシャーモール(シルバー)
・ブライトモールディング(フロントバンパー、サイドシル、リアバンパー下部)
・LEDリアコンビネーションランプベゼル(シルバー/ブラック)
・16インチアルミホイール(高輝度塗装)
・マフラーカッター
・インストルメントパネルのデコレーションパネル(ヘアライン)
・センターパネル(グロッシーダークグレー、専用オーナメント付)
・スカッフプレート