BMW、9月8日の“クーパーの日”に「くまモン」が1日店長に就任

　ビー・エム・ダブリューは9月8日、この日付けと同社のMINIブランドで伝統的に採用するクーパーの名称を関連づけたイベント「MINI クーパーデー」を東京・丸の内の「BMW Group Studio」で開催した。

　このイベントでは、今年7月にコラボレーションカー「くまモン MINI」を発表して話題を呼んだ熊本県のゆるキャラ「くまモン」が来場し、BMW Group Studioの“1日店長”に就任。MINIのWebサイト（http://www.mini.jp/）などでイベント開催の情報を得た100人を超えるくまモンファン＆MINIファンといっしょにクーパーの記念日を祝福した。

特製の「MINI Tシャツ」を着て、今日も元気いっぱいに登場したくまモン

展示された「くまモン MINI」の前でポーズを決めるくまモン

MINIマーケティング本部長のアンドレアス・ヴェッケ氏から「くまモン、こんにちわ。今日は1日店長をよろしくお願いいたします。がんばってください」とのコメントとともに、くまモンに「1日店長認定証」が手渡された

　くまモンは1日店長の初仕事として、9月8日の9時8分に設定された「クーパータイム」を来場者といっしょにクラッカーで祝福したほか、8月に全国で実施された「くまモン MINI」展示イベントと合わせて行われた「熊本県の特産品プレゼント」の当選者の抽選も担当した。また、イベントの最後にはグループ分けした参加者と集合写真を撮影し、個別に握手したり子供たちに抱きつかれたりしながらファンサービスに勤しんでいた。

特製の大型クラッカーで1年に1回の「クーパータイム」を盛り上げるくまモン店長

用意されたカプセルのなかから1つを選び、A賞「熊本のお肉セット」の当選者を決定するくまモン店長

展示された「くまモン MINI」の運転席に乗り込み、車内の広さをアピールするくまモン店長

BMW Group Studioの一角は「くまモン MINI」仕様に彩られ、ディスプレイでは7月11日（現地時間）にイギリスで「パディントン ベア」から「くまモン MINI」がくまモンに贈られる様子などが放映されていた

「くまモン MINI」は9月9日18時までBMW Group Studioで展示中

くまモンが実際に“乗った”「くまモン MINI」を展示

　「くまモン MINI」はこの夏に一部を除く全国のMINIディーラーで展示イベントが行われ、実際に目にした人も多いかもしれない。「実物が見たい！」というファンからのリクエストを受けて展示規模の拡大が期間限定で決定された展示イベントだけに、限られた日程で多くのディーラーに展示するため、展示用に70台ほどの「くまモン MINI」が追加製作されたとのこと。また、展示するなかで寄せられた意見を取り入れて車両の仕様を一部変更している。例えばこのBMW Group Studioで展示された「くまモン MINI」では、当初のイギリスや熊本で公開された車両のリアトランクに貼られた「Hi I'm KUMAMON from Japan!」というステッカーは日本では不要だろうということで、くまモンの足跡ステッカーに変更されている。もう最終日だが、この「くまモン MINI」は9月9日の18時までBMW Group Studioで展示するスケジュールとなっている。

「くまモン MINI」

カラーリングだけでくまモンをしっかりと表現したフロントマスク

ヘッドライトではくまモンのどんぐり眼を再現。ボンネット先端は鼻となっており、よく見るとカラーリングがダークグレーとなっている

くまモンの耳を白い円で表現するドアミラー

ボディー両サイドには大きくくまモンのステッカーを配置

トランクのCOOPERロゴの下はくまモンの立ち姿から足跡に変更されている

インパネ上には「ダンシングギミック」というくまモングッズのおもちゃが置かれていた

「くまモン MINI」のインテリア。ちょっとメタボ体型のくまモンが楽に乗れるよう、フロントシートが限界まで後方に下げられている