日本ラジコン模型工業会は、ラジコンやプラモデルなどの展示会「東京ホビーショー2013」を9月16日~17日の日程で開催した。会場は東京ビッグサイト(東京都江東区有明)の西4ホール。入場料は1000円で中学生以下は無料。
ラジコン、プラモデル、ミニ四駆、エアーガン、ミニカーなどの有名メーカーが出展し、実物を見ることができるイベント。ラジコンやプラモデルの展示以外にもメーカーによるラジコンのデモや体験会などさまざまな体験イベントも行っているほか、実物車両の展示も実施している。ここでは多くのクルマ関連モデルが展示されたタミヤブースを中心としてリポートしていきたい。
タミヤの新製品「1/24ラ フェラーリ」。エンジンルームなども再現されたフルディスプレイ仕様モデル。カーボンモノコックフレームなどを実車の構造そのままに再現しているという。11月発売予定、5250円 エッチングパーツを別売で用意。11月発売予定、1150円 1/10電動RCカーシリーズにも「ラ フェラーリ」が投入される。写真はタミヤの最新シャーシである「TB-04」仕様。10月19日発売、2万9190円 「TB-04」シャーシ。シャフトドライブでありながら横置きモーターを採用したレイアウトが注目されている 17年ぶりにハーレーをキット化した「1/6 ハーレーダビッドソン FLSTFB ファットボーイ ロー」。全長400mmの大型モデルで組み立てに使用するネジやロックナットを締める際に使うダイキャスト製レンチも付属する エンジンは空冷フィンをシャープに再現するため積層構造としている キットに付属する金属パーツ。実車のネジ類をスケールダウンして再現しており、それを締めるための専用工具が付属する 「1/35 アメリカ カーゴトラック 6×6 M561 ガマゴート」。1966年にアメリカ軍が正式採用したM561ガマゴートを立体化。世界初のキット化となる。キットではトレーラー部との接合部も再現し、ジョイントが可動する。2730円 「1/35 アメリカ M151A1“ベトナム戦争”」。A1型車両のパーツを新規に起こして立体化。10月26日発売、1890円 「1/35 アメリカ M151A2“グレナダ侵攻作戦”」。1983年のグレナダ侵攻作戦に投入された車両を再現。10月26日発売、価格は1890円 今回発売する3車両を使ったグレナダ侵攻作戦のジオラマも展示されていた ガマゴートの実車も展示。ナンバープレートが装着されていて、今でも公道の走行が可能。カーゴ連結部分を固定することで車検をパスしたそうだ 1942年にアメリカ軍が採用した水陸両用車両「フォードGPA」も実車展示 タミヤブースでは物販も行われており、タミヤマークTシャツの新製品も販売されていた 京商ブースでは、Wi-Fiレシーバーをラジコンなどに取り付け、スマートフォンに表示された画面上で操作する「iReceiver」シリーズを展示。同時発売のカメラユニットをラジコン本体に取り付ければ車体から見た映像をスマートフォンで見ながら操作することもできる。6チャンネルまで対応しクルマだけでなくラジコンヘリなども操作可能。価格はそれぞれ7140円