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日産、電気商用車「e-NV200」を2014年度中に日本市場へ導入

2014年半ばからスペインのバルセロナ工場で生産を開始

電気商用車「e-NV200」
2013年11月14日発表

 日産自動車は11月14日、電気商用車「e-NV200」を2014年度中に日本市場へ導入すると発表した。e-NV200は2014年半ばからスペインのバルセロナ工場で生産を開始する予定。「第43回東京モーターショー」(11月20日~21日プレスデー、22日特別招待日、22日プレビュー・ナイト、23日~12月1日一般公開日)では、横浜市のマークを配したe-NV200が展示される。

 e-NV200は、2012年のデトロイトモーターショーでワールドプレミアされた、多目的商用バン「NV200」のEV仕様で、ガソリン仕様のバンなどと同等の室内の広さや実用性を備えるのが特徴となっている。

 現在、日産の本社がある横浜市とともにe-NV200の活用法などを検討しており、すでに横浜市の公用車として使うことや、横浜市民を対象にした車両モニター制度の設置などが候補に挙がっているという。

 また、横浜市とスマートシティの構築・発展に関して相互協力関係にあるスペインのバルセロナ市では、同市のタクシーとして活用していくことや、急速充電器網やEVタクシー専用停車場を整備することなどが検討・計画されている。

(編集部:小林 隆)