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日本流行色協会、今年度の「オートカラーアウォード」グランプリはレクサス「IS 300h」
「ハイライトからシェードまで明暗のレンジが広く、ISの造形にもあっている」と評価
(2013/12/17 17:33)
日本流行色協会は12月13日、「オートカラーアウォード2014」の審査会を開催し、グランプリにレクサス「IS 300h」のソニックチタニウム(エクステリア)/トパーズブラウン(インテリア)の組み合わせを選出した。
オートカラーアウォードとは、優れた色彩の自動車デザインを顕彰する賞で、自動車の優れたカラーデザインがどのように生まれてきたか、また自動車のカラーデザインに現れる時代のカラートレンドを広く伝えることなどを趣旨に行われている。今年は8月31日に公募を開始し、12月13日に実車審査および表彰式が行われた。
今回はもっとも優れたカラーデザインに贈られる「グランプリ」を始め、「準グランプリ」「ファッションカラー賞」「オートカラーデザイナーズセレクション(エクステリア部門賞/インテリア部門賞/企画部門賞“カラーデザイナーやりきり賞”)」「プロダクツCMFデザイナーズセレクション」「文化学園大学セレクション」が発表されている。
グランプリにはレクサス「IS 300h」のソニックチタニウム(エクステリア)/トパーズブラウン(インテリア)の組み合わせが選ばれており、審査委員長の有元正存氏は「今回はインテリアのデザインに力を入れたものが多かった。この背景にはライフスタイルオリエンテッドというデザインの考え方があるのだろう。その一方、審査では『THEクルマ』という言い方をしたが、クルマのカラーの美しさ、かっこよさ、その方向というのもある。インテリア発のカラーデザインと、このTHEクルマのカラーという方向の、2つの視点のせめぎ合いだったが、結果クルマのカラーの美しさを重視する方向になり、『LEXUS IS 300h』のソニックチタニウムが選ばれた。ソニックチタニウムは、ハイライトからシェードまで明暗のレンジが広い。陰影感が強くどんな光の状況でもきれいにみえ、ISの造形にもあっている」とコメントを発表している。
なお、準グランプリは日産自動車「キューブ 15X ロルブーセレクション」、ファッションカラー賞はフォルクスワーゲングループジャパン「ビートルカブリオレ60's」、オートカラーデザイナーズセレクションのエクステリア部門賞はスバル(富士重工業)「XV ハイブリッド」、同じくオートカラーデザイナーズセレクションのインテリア部門賞および企画部門賞“カラーデザイナーやりきり賞”はスズキ「アルト ラパン ショコラ」、プロダクツCMFデザイナーズセレクションはフォルクスワーゲングループジャパン「ビートルカブリオレ60's」、文化学園大学セレクションはスバル(富士重工業)「BRZ プレミアムスポーツパッケージ」が選ばれている。