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スズキ、新トランスミッション「Auto Gear Shift(オートギヤシフト)」を開発
5速MTにクラッチとシフト操作を制御する電動油圧アクチュエーター組み合わせて自動変速
(2014/1/15 15:08)
スズキは1月14日、マニュアルトランスミッション(MT)とオートマチックトランスミッション(AT)の利点を両立させた新トランスミッション「Auto Gear Shift(オートギヤシフト)」を発表した。
この新トランスミッションは、5速MTにクラッチとシフトの操作を自動で行う電動油圧方式アクチュエーターを組み合わせた新開発の「オートメイテッドマニュアルトランスミッション(Automated Manual Transmission:AMT)」となっている。アクチュエーターはコントローラーと一体化され、トランスミッションに直接取り付けられて作動系を一体化。さらにクラッチ&シフトをエンジンと協調制御することで円滑なシフトチェンジを実現しているという。
オートギヤシフトを使用することで、MTの高い伝達効率とコンピューター制御によるギヤ選択の高効率化で車両の低燃費化を推し進め、マニュアルモードも設定されているのでダイレクト感のある走りも楽しめるとしている。ドライバーによるクラッチ操作を不要としながら、発進時などに微速走行するクリープ機能も備えて車庫入れや渋滞時などの利便性もキープしている。
この新技術は、2月5日からインドで開催される「デリーオートエキスポ」に出展するスズキの新型車に搭載して公開される。