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トヨタ自動車九州とトライアート、世界初の“企業機密を守る”iPhone用カメラソリューション開発

グローバル企業に向け業務用ソリューションとして市販を検討

2014年2月14日発表

 トヨタ自動車九州とトライアートは2月14日、企業機密を保持しながらiPhoneのカメラ機能を業務に活用できるというセキュアなカメラソリューションを共同開発したと発表した。

 このカメラソリューションでは、iPhoneに標準搭載されているカメラアプリでの撮影を制限。システムに連動した専用カメラアプリだけで撮影可能にして、カメラアプリ起動時には社員番号の入力段階を挟んで認証を行い、撮影者を特定できるようにしている。さらに撮影した写真はiPhone内部にデータを残さず、専用の管理サーバにデータをアップロード。撮影者と管理者だけが写真を閲覧できるようにして、情報流出を防止できるセキュアなソリューションとなっている。

 同ソリューションはトヨタ自動車九州の業務で活用されるとともに、今後はグローバル企業に向けて業務用ソリューションとしての市販を検討しているとのこと。

(編集部:佐久間 秀)