ニュース
マイクロソフトのWebブラウザ「Internet Explorer(インターネットエクスプローラー)」を最新の状態で利用する
Windows 7+Internet Explorer 11のアップデート方法を画面で紹介
(2014/5/6 14:20)
- 2014年5月2日セキュリティ更新プログラム公開
Microsoft(マイクロソフト)のPC用OS「Windows(ウィンドウズ)」に標準で付属しているWebブラウザ「Internet Explorer(インターネットエクスプローラー)」に、Webサイトに悪意のあるプログラムが仕込まれていた場合にそれが実行されてしまう脆弱性が発見され、社会的に大きな話題となっていた。
Microsoftは5月2日に、この問題に対応するセキュリティ更新プログラムを、Windows XP~Windows 8.1、Internet Explorer 6~11用に配布。その辺りの経緯は5月2日に掲載した記事をご覧になっていただければありがたい。
●マイクロソフトのWebブラウザ「Internet Explorer」のゼロデイ脆弱性問題への対応とこれから
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20140503_647006.html
●マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-021 - 緊急
https://technet.microsoft.com/library/security/ms14-021
Windows Updateの自動アップデートの機能をオンにしておけばセキュリティ更新プログラムが自動的に導入され、今回の脆弱性への対応は終了する。本記事では、そもそもどのようにアップデートしたらよいか迷っている人のため、アップデート方法を画面で紹介していく。OSは企業ユーザーを含め現在もっとも利用者数が多いであろうWindows 7を、Internet Explorerは最新のセキュリティ技術などが採り入れられているInternet Explorer 11を例に取り上げる。メーカー製PCでは独自のアップデートプログラムを持っている場合があるほか、企業ユーザーの場合はアップデートプログラムの導入が管理されている場合がある。Windows 7+IE 11の代表的なアップデート方法と思ってご覧になっていただければと思う。
Windows 7+IE 11
記事作成に使用したOSはWindows 7 64bit版。Windows 7は初期状態ではInternet Explorer 9が導入されており、Internet Explorer 11のインストール方法から示す。IE 9のまま、もしくはIE 10のままが望ましい人は、IE 11のインストールブロックについて読み飛ばしていただきたい。
●Internet Explorer 11の導入
●Internet Explorer 11を最新の状態へ
以上、画面で簡単にアップデート方法を紹介したが、ポイントは2つ。Windows Updateを実行する際はなるべくほかのプログラムを実行しておかないことと、「Windowsは最新の状態です。」が表示されるまで「更新プログラムの確認」を行うこと。ある更新プログラムをインストールしたら、次の更新プログラムが必要になることはよくあることなので、更新プログラムの確認は何度も行ってほしい部分だ。
これはWindowsやInternet Explorerに限らずChromeやFirefoxも同様で、日々増え続ける悪意のあるWebサイトに対応する努力が行われている。実際、Firefoxについても、先日29.0という大幅なアップデートバージョンがリリースされたばかりだ。
Windowsや、Internet Explorerをはじめとする各種Webブラウザを常に最新のものにして、Car WatchをなどのWebサイトを楽しんでいただければと思う。