ニュース

スバル、新開発の1.3リッターエンジンとエキマニを採用した新型「トレジア」

出力を向上させて燃費を11%向上。フロントマスクは“スバル統一モチーフ”に

トレジア「1.5i-S」
2014年5月30日発売

162万8000円~213万1000円

 スバル(富士重工業)は、コンパクトカーの「トレジア」を改良して5月30日に発売する。価格は162万8000円~213万1000円。

グレードエンジン変速機駆動方式価格
1.3i直列4気筒 DOHC 1.3リッターCVT2WD(FF)1,628,000円
1.3i-L1,793,000円
1.5i直列4気筒 DOHC 1.5リッター1,698,000円
1.5i-L1,899,000円
1.5i-S2,018,001円
1.5i4WD1,811,000円
1.5i-L2,013,000円
1.5i-S2,131,000円

 パワートレーンでは1.3リッターエンジンにアトキンソンサイクル方式を採用。燃焼効率を高めてJC08モード燃費を旧型比で11%向上させたほか、新開発エキゾーストマニホールドの採用、バルブタイミングの最適化などによってエンジン出力を向上させた。軽快な走行性能と燃費の高さによる環境性能を両立させ、アイドリングストップ機能を標準装備する2WD(FF)車は「平成27年度燃費基準+10%」を達成し、エコカー減税対象車(自動車取得税80%、重量税75%減税)となっている。

 また、フロントマスクを現在のスバル統一モチーフである「ヘキサゴングリル」と「ハニカムメッシュデザイン」を組み合わせる新造形フロントグリルに変更し、エクステリアデザインをリフレッシュ。さらに安全装備として「緊急ブレーキシグナル」を全車標準装備している。

開口部の広いヘキサゴンスタイルになったフロントグリル。フロントの六連星バッヂは独立して中央に設置される形式となった
後続車に急減速を知らせる「緊急ブレーキシグナル」を全車に採用

 インテリアでは、フロントのスーパーUVカットドアガラスにIRカット機能を追加。エアコンの冷却効率を向上させ、車内の居住性を高めている。また、センターパネルのカラーリングをピアノブラック調に変更し、メーターフードからダッシュボード周りのデザインに統一感を与えるなど、落ち着きのある上質な車内空間を演出している。

新開発の1.3リッターエンジンはアトキンソンサイクルや新開発エキゾーストマニホールドなどを採用
2WD(FF)車は1.5リッター車も含めて全車エコカー減税対象車(自動車取得税80%、重量税75%減税)になっている
色調の変更によってインテリアに上質感ある雰囲気を与えている
フロントドアガラスに「IRカット」機能を追加

(編集部:佐久間 秀)