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日産、新型ピックアップ「NP300 ナバラ」をタイで世界初公開

標準ボディー/ワイドボディー、キングキャブ/ダブルキャブ、2WD/4WDなど幅広くラインアップ

新型ピックアップ「NP300 ナバラ」
2014年6月11日(現地時間)発表

 日産自動車は6月11日(現地時間)、タイ王国で新型ピックアップトラック「NP300 ナバラ」をワールドプレミアした。同モデルはタイで生産され、今後グローバルで180カ国以上での販売を予定している。

 新型NP300 ナバラは、優れた燃費性能、加速性能、高い操作性、強い耐久性、タフで力強いデザインを特徴とし、標準ボディー/ワイドボディー、キングキャブ/ダブルキャブ、2WD/4WDなど幅広いボディータイプとパワートレーンを展開。

 搭載エンジンは、電動アクチュエーター付きターボ搭載の直列4気筒2.5リッターディーゼル「YD25DDTi」エンジンと、直列4気筒2.5リッターガソリン「QR25DE」エンジンの2種類。YD25DDTiに関してはセッティングの異なる2種類が用意され、最高出力は140kWと120kW/3600rpm、最大トルクは450Nmと403Nm/2000rpmとなっている。トランスミッションは7速ATまたは6速MTを設定し、7速ATは低速での燃費のよさに加え、加速性能の向上、幅広い速度域を実現するためのギア比の拡大、滑らかな加速とギアチェンジを実現しているという。

 エクステリアデザインは、スポーティかつエモーショナルさを追求し、高いウエストラインと黒色を配色したBピラーが作り出す滑らかなシルエットが特徴。ドア部の表面にダイナミックな凹凸がデザインされ、彫刻的なフェンダーと相まって力強く頼もしい外見を表現した。また、グリルからフード、フロントフェンダーへと流れる日産独自の「Vモーション」グリルに加え、LEDデイタイムランニングライトやブーメラン型LEDランプ、クロームメッキのウエストラインモール、ウィンカー内蔵ドアミラーなどの採用によって外観上の魅力を一層高めている。

(編集部:小林 隆)