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トヨタ、「第21回ITS世界会議デトロイト2014」に先立ち自動運転技術の開発状況について公表
オートメイテッド・ハイウェイ・ドライビング・アシスト(AHDA)など
(2014/9/5 20:18)
- 2014年9月5日発表
トヨタ自動車は9月5日、米国ミシガン州で9月7日から開催される「第21回ITS世界会議デトロイト2014」に先立ち、自動運転技術の開発状況について公表した。
公表した主な高度運転支援システムと要素技術は、オートメイテッド・ハイウェイ・ドライビング・アシスト(AHDA)と、車載用イメージングレーザーレーダー(SPAD LIDAR)など。
高速道路上での安全運転を支援することを目的に開発したオートメイテッド・ハイウェイ・ドライビング・アシストは、2013年秋に公表した技術。今回新規に公表するものは、車車間通信技術は搭載していないが、米国の実際の道路環境にあわせて改良されており、時速70マイル(約110km/h)まで対応可能となっている。今回公表したオートメイテッド・ハイウェイ・ドライビング・アシストに基づいた技術を、米国で2010年代半ばに米国で商品化する予定。
車載用イメージングレーザーレーダーは、豊田中央研究所と共同開発したもので、性能向上に加え、大幅な小型化、低コスト化を図り、コンパクトに車載することができるとしている。従来のミリ波レーダーとステレオカメラ両方の機能を1つで備え、障害物の位置や形状を高精度で検知できるとともに、昼夜問わず、外光にあわせて感度を調節するアクティブセンサーを搭載している。
トヨタはこれらに関連する映像をYoutubeで公開した。