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トヨタ、幼児向け交通安全教室「トヨタセーフティスクール」開催

年長園児や保護者など約4700名が交通ルールの基本を学ぶ

2015年5月19日~10月8日実施

2014年にトヨタ会館で行われた「トヨタセーフティスクール」のようす

 トヨタ自動車は、5月19日~10月8日の特定日に、幼児向け交通安全教室「トヨタセーフティスクール」を、愛知県豊田市にある同社施設「トヨタ会館」と富士スピードウェイ内の「トヨタ交通安全センター モビリタ」において実施する。

「トヨタセーフティスクール」は、交通社会の入口に立つ幼児に、横断歩道の正しい渡り方など交通ル―ルの基本を学んでもらうことを目的とし、1975年よりトヨタ会館にて豊田市近郊の保育所・幼稚園・こども園・会社託児所の年長園児を対象に実施し、今年で41年目を迎える。

 2006年からは静岡県駿東郡小山町の後援のもと、富士スピードウェイ内にあるモビリタでも「トヨタセーフティスクール in モビリタ」として、小山町内全ての幼稚園・保育所の年長園児とその保護者を対象に実施し、今年で10年目を迎える。

2014年に富士スピードウェイ内にある「モビリタ」で行われた幼児向け交通安全教室

 2015年は、トヨタ会館では5月19日~7月16日の期間中、豊田市、岡崎市、日進市、みよし市、東郷町の保育所・幼稚園・こども園・会社託児所など全104園を対象に年長園児の約4400名に実施。また、モビリタでは5月28日~29日、10月8日の計3日間、小山町内の幼稚園・保育所、全7園の年長園児約150名と保護者約150名を対象に実施する。

 同プログラムには、2014年まで延べ3541園、26万7541人(園児25万2997人、保護者1万4544人)が参加している。

 同社の豊田章男社長は「年長園児の皆さんは、来年の春に小学一年生となり、ひとり歩きを始めます。それまでに、ひとりでも安全に道路を歩けるようになって、楽しく安心して小学校に通っていただきたいという思いを込めて、40年以上もの長い期間、この活動を大切にして参りました。これからも、一人でも多くの地域の皆様から、笑顔をいただけるような社会貢献活動を通じて”いい町・いい社会”づくりのお手伝いを継続していきたいと思います」と述べている。

横断歩行練習のようす
交通安全劇で、一般道で起こり得る様々な危険を予知しながら、より安全な歩行について考える

(編集部:椿山和雄)