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仏プジョー、ジュネーブショーで新型「2008」などをワールドプレミア
“VIP向けシャトル”「Traveller」とその派生モデルも登場
(2016/2/26 21:46)
- 2016年2月23日(現地時間)発表
仏PSAプジョー・シトロエンは2月23日(現地時間)、「第86回ジュネーブモーターショー2016」(プレスデー:3月1日~2日、一般公開日:3月3日~13日)の出展概要を発表した。
今回のジュネーブショーでは、新型コンパクトSUV「2008」をワールドプレミア。新型2008では、性能を進化させたトラクションコントロールシステム「グリップコントロール」を採用して走行性能を高めるとともに、リアビューカメラ、アクティブシティブレーキ、パークアシストなどを標準装備して安全性を向上。MirrorLink、Apple CarPlayを搭載してスマホとの連動も容易にしている。
また、“VIP向けシャトル”としてデビューする「Traveller」は、ユーロ6に対応するBlueHDiエンジンを搭載し、DFP(ディーゼル微粒子フィルター)の前部にSCR(触媒還元システム)を組み込んだ、独自の汚染防止テクノロジーを搭載。2013年7月からテストと改良を重ねてきたという同エンジンは180HP/400Nmを発生し、CO2排出量は平均で140g/km(5.4L/100km)と、カテゴリーでクラス最高レベルを達成したという。
インテリアでは最大9シートになるマルチコンフィギュレーションを採用するほか、安全性についてはユーロNCAPのテストで5ツ星評価を獲得している。
一方、「Traveller」をベースにした商用車のコンセプトモデル「Traveller i-Lab VIPシャトル 3.0」は、独自のバランスでエクステリアのボリュームとインテリアの空間を仕上げており、独立した4つのシートは後席間に配置される32インチの大型タッチスクリーンに向き合って配置。安全装備も充実しており、道路標識を認識するシステムやドライバーの脇見をモニタリングするシステムを備えている。