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横浜ゴムとコンチネンタル、ジョイントベンチャーの発展的解消で合意

14年間の創業で当初目的を達成。今後は個々にグローバルビジネスに取り組む

2016年3月8日 発表

 横浜ゴムと独コンチネンタルAGは3月8日、「ヨコハマコンチネンタルタイヤ株式会社(YCC)」設立のために締結したOEM合弁契約を解除し、YCCを発展的に解消することで合意したと発表した。今後、両社はYCCを清算する手続きを進め、2016年3月末までに完了する予定。

 YCCは2002年に、日本や韓国の自動車メーカーがタイヤをグローバル調達することを目的に設立。これまで14年間に渡って操業を継続し、設立当初の目的を成功裡に達成した。その間に両社はそれぞれにグローバル生産ネットワーク網を構築。グローバル調達に対する対応力を強化してきた。

 こうした状況変化を受け、両社はYCCを発展的に解消することを決め、今後は個々にグローバルビジネスを拡大していくとしている。

(編集部:佐久間 秀)