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豊田章男社長が「平成28年熊本地震」の被害者に対してコメント

「人命第一」「地域の復旧」を最優先に対応にあたると豊田氏

2016年4月18日 発表

トヨタ自動車株式会社 代表取締役社長 豊田章男氏

 トヨタ自動車は4月18日、「平成28年熊本地震」で被害にあった人に対する同社の代表取締役社長 豊田章男氏のコメントを発表した。以下に全文を掲載する。

平成28年熊本地震の被害にあわれました皆様へ

 4月14日以降に発生しました平成28年熊本地震におきまして、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆さま、そのご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。

 ひとつの揺れがおさまったかと思えば、すぐに、次の大きな揺れに襲われる。山は崩れ落ち、地面には大きなひび割れが入り、道路は寸断されている。現場のメンバーからの報告や、現地から伝わってくる映像に思わず言葉を失いました。被災地の皆様におかれましては、不自由な生活を余儀なくされているだけでなく、「この余震はいつまで続くのか、いつになったら安心して眠れるのか」と不安な日々を過ごしながらも、諦めずに、必死に復旧にあたられていることと存じます。

 弊社の関係でも、生産拠点、販売会社、仕入先など、多くのパートナーの方々が、今回の地震による被害を受けております。すでに私どものメンバーが現地に入り、地域の皆様と一緒に復旧に向けた取り組みを続けております。

 私どもといたしましては、何よりも「人命第一」、「地域の復旧」を最優先に対応にあたってまいります。被災された皆様のお気持ちに寄り添いながら、復旧に向けた努力、ならびに私どもができる支援を続けてまいりたいと思います。

(編集部:佐久間 秀)