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2014年7月24日

2014年7月23日

2014年7月22日

写真で見る ホンダ「NBOX+、NBOX+カスタム」


 本田技研工業の「N BOX+(エヌボックスプラス)」は、新世代の軽自動車「N」シリーズの第2弾となるモデル。そのキモとなるのが燃料タンクをフロントシート下に配置する「センタータンクレイアウト」と、フロント部分の衝撃吸収スペースを補器類がつぶれることによって稼ぐ「ミニマムエンジンルーム」構造の2つ。これにより軽自動車枠内の限られた空間を今まで以上に広く、有効に利用することが可能になった。

 先発のN BOXが居住性の確保を重視することで「ミニ・ミニバン」を目指したのに対し、N BOX+は広い空間を活かして「趣味や遊びの世界を広げる」クルマをテーマにしている。

 その違いが大きく現れているのが、リアシート以降の部分だ。N BOXではシートピッチの広さが強調されていたが、N BOX+ではリアシートを前方に移動。ニースペースはフィット同等の広さとすることで、ラゲッジスペースを215mm拡大して630mmに。加えてラゲッジフロアを後方に傾斜した斜め構造とすることで、テールゲート開口部高さの拡大と開口部地上高の引き下げを実現。荷室空間の拡大はもちろん、重量物や背の高い荷物の積み卸しもラクに行えるようにするなど、ユーティリティ面での工夫が主な特長となっている。

 パワートレーンは基本的にN BOXと同じ。エンジンは3気筒660ccで、自然吸気とターボの2バージョンが用意され、スペックはそれぞれ最高出力43kW(58PS)/7300rpm、最大トルク65Nm(6.6kgm)/3500rpmと、最高出力47kW(64PS)/6000rpm、最大トルク104Nm(10.6kgm)/2600rpm。トランスミッションはいずれもCVTとなるが、駆動方式は2WD(FF)と4WDが用意されている。ただ、車重はテールゲート開口部の拡大に伴う剛性確保のため、板厚アップやクロスメンバーの追加により、NBOXより若干増大。もっとも基本となる「G」グレードで30kgほど増加している。

 もう1つの特長となるのが、専用となるヘッドライトやバンパー、メッキグリルなどを装着する「N BOX+ カスタム」の存在。N BOX+としての使い勝手はそのままに、カスタム系のエクステリア&インテリアパーツを装着することで、個性を際立たせたモデルとなっている。

 グレードはN BOX+、N BOX+ カスタムともに「G」「G・Lパッケージ」「G・ターボパッケージ」の3タイプ。N BOX+のパッケージ付車には、エクステリア&インテリアを専用コーディネートカラーとした「2トーンカラースタイル」が用意される。価格はN BOX+が135万円〜159万円、N BOX+ カスタムが154万円〜175万円。 4WD車は12万円高、2トーンカラースタイル車が5万2500円高となる。

N BOX+

G・Lパッケージの2トーンカラースタイル。これはブルー×ホワイトルーフの組み合わせ

 撮影車両はN BOX+がG・Lパッケージの2トーンカラースタイル。ボディーカラーはプレミアムダイナミックブルー・パール+タフホワイトの組み合わせ。オプションのカーナビやパワースライドドア、HIDオートライトなどが装着されている。

ボディーサイズやホイールベースはN BOXと変わらない。前から見ると見分けが付かないが、後ろからだとリアゲート下部の形状が異なることで判別が可能

バンパーからフェンダーにつながるラインがボリューム感を強調。スクエアなボディーのアクセントとなっている 助手席側ドアミラーにはフロントの死角を減らすためのミラーが前側にもつく フロント、リアともドアハンドルはグリップタイプ
フロントドア&リアゲートともにほぼ90度の角度で開く。リアスライドドアの開口部も640mmあり、フロアも380mm(FF車)と低いため乗り降りはもちろん荷物の積み卸しもラク ガソリンはレギュラー仕様。タンク容量はFF車が35L、4WD車が30L リアワイパーが標準。フロントワイパー作動時はバックギアに入れると自動的に動作するギミックを採用
リアゲートのドアハンドルはナンバー下の低い位置に 車名のバッヂはNの横に小さな「+」が付く
ヘッドライトはマルチリフレクタータイプのハロゲン仕様が標準。HIDはオプション
クリアタイプのレンズを使ったリアコンビランプ。上から順にウインカー/ハザード、バック、ブレーキ/ポジションランプ
3気筒660ccの自然吸気ユニットは最高出力43kW(58PS)/7300rpm、最大トルク65Nm(6.6kgm)/3500rpmのスペック。アイドリングストップシステムが標準で備わる 自然吸気エンジン搭載車は平成27年度燃費基準達成。グリーン購入法適合車となる タイヤは155/65R14。自然吸気エンジン搭載車はスチールホイール&ホイールキャップが標準。ターボモデルは同サイズのアルミホイールが標準
2トーンカラースタイルのインストルメントパネルはダーク系をベースにボディーカラーのアクセントが入る。標準モデルはベージュ系 スポーク部のスイッチはオプションのナビ装着時に付く
標準モデルのメーターパネルはグリーン系。スピードメーター周囲はコーチング機能付きで、燃費状況に応じて白からグリーンに変化する インパネ中央にはエアコンとシフトノブ。スターターはプッシュ式を採用 全車オーディオレス仕様。撮影車両はオプションのナビ装着用スペシャルパッケージを装着。リアカメラやリアスピーカーもセットになる
パーキングブレーキは足踏み式 Lパッケージ以上には左側のパワースライドドアが標準。ターボパッケージは両側ともパワータイプになる。上のエコボタンを押すとエンジンおよびトランスミッションが低燃費制御になる ABS+トラクションコントロール+横滑り制御を行うVSAを標準装備。OFFスイッチも備わる
バックミラーはルーフに固定される フロントウインドーが立っているためサンバイザーはかなり大型に。裏にはバニティミラーが付く
グローブボックスは深さがあり容量大きめ。ちょうどボックスティッシュが収まるサイズだ グローブボックス内にはナビ用の通信モジュールがセットされていた
センターコンソール下部にも収納スペースを用意 その横にはフックを用意
フロントシートはベンチタイプで中央にはアームレストを装備。アームレスト下部がカバーされているため、フラット時にでこぼこが少ない
運転席ドア内張は立体的な造形。下部のポケットにはドリンクホルダーも備わる リアシートもフラットな造形。リクライニング角度はN BOXより拡大している
リアシートのシートバックは上部にヒンジのない独立タイプ。これによりボードを使ったラゲッジの各種アレンジが可能になった
ラゲッジに用意されている3枚のボード。右から「ラゲッジボード(小)」「ラゲッジボード(大)」「エンドボード」
ラゲッジボードを上段にセットした状態では下部に荷物の積載が可能。上部もラゲッジスペースとして活用できる
ボードを取り外した状態。フル乗車で大きな荷物を積み込める ボードを下段にセットしリアシートをダイブダウンした2名乗車の「フラットモード」。荷室長1380mm、荷室高1140mmの広いラゲッジを確保可能 ボードをすべて取り外した状態。斜めのフロアには自動車やバイクなどを積み込みやすい
取り外したボードはフロントシート後ろに収納可能 ラゲッジボードを上段にセットしてフロントシートを倒すとベッドモードに。大人の男性でも寝ることができる1940mmのベッド長が確保可能
ベッドモード時でもボード下には荷物を積むスペースが残る ボードによるアレンジを可能にするためボディーサイドは複雑な造形。
ラゲッジにはDC12Vのアクセサリーソケットが用意される フロント&リアシートのヘッドレストはリアのウインドー部に収納可能
オプションのナビ装着用スペシャルパッケージを付けると、リアシートのグリップを利用してリアスピーカーが付く。小物入れも備わる

N BOX+カスタム

個性的なフロントマスクを持ったN BOX+カスタム

 N BOX+カスタムも同じくG・Lパッケージ。ボディーカラーはクリスタルブラック・パール。こちらはN BOX+と同様のオプションに加え、荷室の使い勝手を高めるアルミスロープがオプション装着されている。

フロントまわりが大きな差別化ポイントだが、リアもコンビランプなどが専用となる
3眼タイプのHIDヘッドライトにダーククロームメッキのグリルやアクセントがカスタムの特長 ルーフスポイラーに加えウインドウ下にはクロームメッキのガーニッシュを装着 リアゲートには「カスタム」のロゴ
撮影車両はノーマルモデルと同じく自然吸気エンジン搭載車 G以外のグレードはアルミホイールが標準。タイヤサイズは155/65R14 インパネまわりの加飾はピアノブラック調に
メーターパネルのイルミネーションも差別化されブルーになる
メーターパネル右側のディスプレイはトリップのほか外気温や燃費の表示が可能
Aピラーには左フロントタイヤ周辺を見ることができるサイドビューサポートミラーが備わる クルマ直後の状況を見ることができる後方死角支援ミラー カスタムのインテリアはブラックで統一
シートそのものはノーマルモデルと変わらない
運転席ドアにもインパネと同じくピアノブラック調のパネルが付く
オプションでバイクなどを積み込む際に便利なアルミ製のスロープを用意。未使用時は畳んでおくことでコンパクトに収納できる。装着時はエンドボードが未装着となる

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http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/photo/

(安田 剛)
2012年 7月 18日