DirectionsX
ナビまつり最終レビュー♪ 知る人ぞ知るシンプル・ナビアプリ!コンスタントなアップデートが魅力!
Ver. 1.65 / 600円 / BecomingSystems
[iPhone 3G/3GS/4 iPad Wi-Fi+3G iOS 4.0.2~]

 さてさて、4週にわたってお送りしてきました秋の「ひとりナビまつり」(笑)。ラストを締めくくるのは、もしかするとまだご存知の方も少ないのではないかと思われるナビゲーションアプリ「DirectionsX」! 発売以降コンスタントにアップデートが行われ、ますます使い勝手が向上しているアプリなのです! 気になる内容はいかに!?


 ではまず、全体の設定「Options」を見ていきましょう! 「DirectionsX」の魅力の1つが3Way(車・徒歩・自転車)でのナビゲーション♪ が!自転車はUSにて使用可能。残念ながら日本はまだ未対応です。

【Search Options】
・Distance Unit:車・徒歩・自転車の切り替え
・Avoid HighWays:高速道路使用する場合はOFFで
・Avoid Tolles:有料道路を使用する場合はOFFで
・Auto Reroute:オートリルート使用

【Display Options】
・Distance Unit:マイル/キロ表示の切り替え
・Idle Timer Disable:スリープ状態のON/OFF(バックグラウンドでの起動には対応していないので、通常ナビ使用時はON)
・Route Guidance:音声案内のON/OFF
・CrossRoad View:交差点拡大表示のON/OFF
・CrossRoad Alarm Sound:案内ポイントでのアテンションアラーム(ブザー音)のON/OFF
・Traveling Heading:ONで常時ヘディングアップ
・Magnetic Heading:ONで常時ノースアップ
・Auto Heading:ONの場合上記2つは自動的にOFFになります

次にこれがメイン画面。下段メニューバーのモードは2種類。1つはポイント設定、ルート検索といったNavi設定バー(左)。もう1つは各種詳細設定バー。ちなみに丸いアイコンが現在地取得ボタンね! 「Back」でNavi設定バーとの切り替えが可能
まずは「出発地」「目的地」を決定します。設定方法は大きく分けて2種類。1つは上段の検索ボックスに住所や施設名を直接入力&検索、ヒットしたら青いピンが打たれるので続いて「Select Point」をタップしてEndPinを打つ方法。いろいろ試してみたんだけど、住所と駅名などのランドマーク的建物名、そして固有名詞での検索はすぐにヒットするんだけど、コンビニとかガソリンスタンドといった入力ではアラートが出ちゃうので、地名や店名などスペースでくぎって入力してね! ちなみにストリートビューで現地の風景を確認することができるよ♪
もう1つは、メイン画面下段の「StartPin」(出発地の指定)「EndPin」(目的地の指定)「WayPoints」(経由地の指定)をタップ、各々3種類(マップ上でタップ/現在地/連絡先から)を選ぶ方法があります。ピンは長くタップしていると移動が可能。画面を大きくしてきっちりと目的地に打つことをおススメします。なぜならピンを打つ場所が重要になるっぽいの! GoogleMaps利用しているため、道路の上下線や一方通行も区別するようで、そこが違うだけで案内されるルートが違ってきちゃいます。何度かやっていくうちにそのコツもつかめてくると思うけど、最初はちょっと戸惑っちゃうかもちなみに、これら2つの出発&目的地検索は併用も可能。また、「WayPoints」が1~8個所まで設定できちゃうの!
設定したポイントは削除可能。設定を間違えた時や不必要になっな場合はメイン画面下段の「Delete」(地点削除)より削除してねそれでは出発地に「祐天寺駅」、目的地に「中目黒駅」、途中に経由地を2個所設定して「GoNavi」をタップでナビゲーションスタート♪ 目的地までの距離、総時間が表示されます。今のところ総時間は走行中は表示されません。目的地までの到着時間が常に表示されているとさらに使いやすいんだけどなぁ。と思っていたら近日中に対応するとの嬉しい情報が! ナビモード時に目的地までの残り距離と所要時間が常に表示されるようになるんだって! これはますます便利になるね♪ また、使用マップはGoogleMapsがベースなので駅前ロータリーの一方通行もちゃんと指示してくれてるよ♪ こうした案内ポイントの表示が赤くナンバー表示されます。
これはなかなか使える~♪ 期待を胸にどんどん走行していくと、案内ポイントの手前で突然アテンションブザーが鳴り出しました! さらにそれと同時にポップアップウインドウが表示♪ 音声での案内はありませんがブザー音にあわせて詳細表示が出るのでとっても分かりやすいです! ちなみにブザーのポイントは400m、100m手前のようでした
経由地のパープルのピンまでの距離や進路方向の矢印も大きく表示されます。また、走行してきたルートには軌跡としてグリーンのラインが引かれます。ポップアップの中のマップもピンチイン/アウトで拡大縮小が可能です
目的地付近でもまたアテンションブザーが鳴ります。このブザー、音的にかなりビックリするんだよね。そういう意味ではアテンション効果抜群でいいんだけど(笑)いくつかアラーム音が選べると嬉しいね。そして、目的地到着後は「Stop」をタップでナビゲーションを終了させます
ルート検出後、その軌跡データを保存することができます♪ メイン画面の下段「Saved」タップして「SaveTrack」。また、ナビゲーションされたルート内で、出発点、目的地、経由地それぞれにページ遷移ボタン(青◯に>)が付くので、詳細を新規連絡先(アドレスブック)として保存することもできます♪ が、この方法は少し手間なので、地点登録から経由地が選択できると更に使い勝手がよくなるよね!アップデートに期待!
また、これらのデータはGPXファイルとしてメールで送信が可能です。受信したファイルはPCのマップアプリはじめ、GoogleMapsにて表示が可能! 走行記録として役立てちゃお♪
では次に、高速道路および有料道路を使用したルート案内を見てみましょう♪ あ!忘れずに「Options」の「Avoid HighWays」「Avoid Tolls」(高速道路・有料道路を使わない)をOFFにしておいてね! ここでは出発地を「中目黒駅」目的地を常磐道の「守谷SA」に設定。経由地など入れずにルート検索してみると……最寄りの高速入口からのルートで50分かかると案内されました。試しに一般道のみの設定(「Avoid HighWays」「Avoid Tolls」をON)に変えてみると……1時間50分の案内が♪ このあたりも問題なく案内してくれます!
途中に表示された赤い案内ポイント、高速の出入口をはじめ付近をストリートビューで確認できます。ここで重要になってくるのがリルートの速度。GPS受信感度にもよるのですが、じっくりゆっくり検索し直してくれる感じです(笑)また、リルート後の表示は現在地がスタート地点に設定し直され、新たに案内が始まります

 音声案内がないので、助手席の人に操作をお願いする必要がありますが、頻繁にアップデートが行なわれていてどんどん使い心地が向上しているので、今後の進化が大変楽しみなナビアプリです♪ これらの機能が付いて600円! 使用期限付きで数千円するナビアプリには抵抗を感じるという方は「DirectionsX」をお試しあれ!

 ということで、秋の「ひとりナビまつり」も今回で終了! ナビアプリの購入を検討されている方の参考になれば嬉しいなっ♪ 実際に数種類を使用してみて感じたこととして、VICSなどのリアルタイム道路情報、案内ポイントの表示・音声案内のタイミング、そして、GPS受信表示・リルートの早さ、これらを満たしているアプリの安心感、これらが備わったアプリが今後も支持されるていくんだろうな~ということ。

  どのアプリも数カ月でバージョンアップがなされていることから、今後の進化にも期待していきたいと思います♪ もちろん、価格が抑えられていたら、なお嬉しいんだけどね(笑)みなさんもご自分のカーライフに合った便利なナビアプリ見つけてどんどんドライブにでかけちゃお!!


※価格やバージョンは執筆時のものです。購入時はAppStoreにてご確認ください。
※この記事を読んで行った行為によって、生じた損害はCar Watch編集部、著者もその責を負いません。
※この記事についての個別のご質問・お問い合わせにお答えすることはできません。

入れちゃお!iPhone & Android クルマ・アプリ・カタログ バックナンバー
http://car.watch.impress.co.jp/docs/series/car_app/

(のりたまこ[のりたまこのブログ]
2010年 11月 24日