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【Android】ロシア軍地図 PRO

普通の地図じゃ物足りない!ロシア軍用ミリタリーマップ♪

Ver.1.3.1 / 859円

ATLOGIS Geoinformatics oHG

 今回ご紹介するのは、ミリタリー好き必見のマップアプリ「ロシア軍地図 PRO」だよ! 普通の地図じゃ物足りない方にはぜひ使ってもらいたい!

 「ロシア軍地図」は1980年代にロシア(旧ソビエト連邦)で実際に軍事用に使われていた地図が再現されているの! 表示はロシア語(キリル文字)で、普段使っている地図とは全くと言っていいほど雰囲気が違うの!

 軍事用とあってかなり詳細で正確な地図を見ることができ、ほかの地図には表示されていないほどの小さな道や未舗装道路なんかも表示されている場所があるんだって! 地図・地形フェチの方にもおすすめ♪

 ちなみに地図はロシア軍地図だけじゃなく、GoogleマップやOpenStreetMap、OpenCycleMapなどに切り替えられるから、普通の地図アプリとしてもバッチリ使えるよ!

 地図以外にも移動データを細かくチェックできる「トリップマスター」(速度、距離、コンパス、緯度経度、標高など)表示に切り替えられ、この表示はカスタマイズすることもできます。

 軌跡を記録(トラッキング)して、後で走ってきたルートを確認したり、任意のポイント(ウェイポイント)を設定して、現在地からの方向・距離を確認したりもできます。ナビゲーション機能は付いていないんだけど、「ウェイポイント」を設定し、メニューからGoogleナビゲーションを起動することで、素早くルート案内を見ることができるよ。

 さらに便利だと感じたのは「ルート」機能。「ウェイポイント」のように1つのポイントを登録するのとは違い、複数のポイントを繋いだルートを登録できちゃうの。「ウェイポイント」「ルート」共にインポート/エクスポートできるから、お友達と共有することで、待ち合わせ場所への誘導や、道案内もできちゃうというワケ! これは便利♪

 このアプリには無料版もありますが、無料版は広告が表示され、ウェイポイントやトラックが3つまで、などの制限があります。ここでは有料版を紹介します。

 それでは軍用地図とはどんなものか、そして、そのほかの便利機能を見ていきましょう! なお、機能についてはGoogleマップで説明しますね。

■ ■ ■

 アプリを起動すると「使用許諾契約書」が表示されるので、「承諾する」をタップ。すると色鮮やかなミリタリーマップが表示され、続いてメイン画面のボタン類の使い方(チュートリアル)が順に表示されるよ。チュートリアルが終わるとボタン類が使えるようになります。

 ではミリタリーマップ時のメイン画面のご説明を。

 まず目に飛び込んでくるのはショッキングピンクにサーモンピンクの配色! 都心部にはこの色が使われているみたいなんだけど、見慣れない色使いとキリル文字がソレっぽい! 拡大して見ると、道路や建物もかなり細かく表示されていて、見ごたえたっぷりだよ。って、実際ドライブ時にこの地図が使えるかというと、かなり難しいけどね(笑)

 そして、画面の中央には「現在地」(オレンジ矢印)が、画面左には「コンパス」(青矢印)、右には「縮尺変更」(+/-)アイコンが表示されているよ。

 下段のメニューボタンは左から「現在地」、「トラッキング」(REC)、地図の種類が選べる「地図レイヤー」、「ウェイポイント」、「トリップマスター(速度、距離、コンパス、緯度経度、標高など)」となります。

 「REC」ボタンをタップしてトラッキングを開始するとREC表示が赤になり、上部に2種類のデータが表示されるよ。どのデータを表示するかはカスタマイズが可能です。

使用許諾契約書
チュートリアル
メイン画面
「REC」をタップしてトラッキングを開始したところ。GPS信号をキャッチすると「REC」が赤になり、上部に速度などのデータが2つ表示されます。それぞれをロングタップすると項目が変更できるよ。スタート地点には「S」が表示されます
トラッキングした軌跡(トラック)の保存。トラックは任意の名前を付けて保存できます(無料版は3つまで)
メイン画面でメニューを表示し、「トラック」を選ぶと、保存したトラックのリストが表示されます
トラックのリストで、それぞれのトラックをタップすると、メニューが表示されます
トラックのリストで「地図上に表示」を選んだところ。ここではGoogleマップに表示しています
トラックのリストで「詳細を表示」を選んだところ
メイン画面で「マップレイヤー」をタップしたところ。表示する地図を選べます
OpenStreetMap
Open Cycle Map
Bing Road

 では次に「ウェイポイント」。任意のポイントを登録できる機能で、ボタンをタップすると画面中央に「+」が表示されるので、地図を動かして位置を決め、上部のチェックボタン「レ」をタップして確定してね。「×」をタップするとキャンセルされるよ。ウェイポイントは名前を付けて保存しておくことができるよ(無料版は3つまで)。

ウェイポイント。「+」を任意のポイントにセットしたら上部の「レ」(チェックボタン)をタップ→登録画面へ
ウェイポイントの登録画面。名前や説明をつけることができます
メイン画面でメニューを表示し、「ウェイポイント」を選ぶと、登録したウェイポイントのリストが表示されます
ウェイポイントのリストで、ウェイポイントをタップすると、メニューが表示されます
メニューで「Goto」を選ぶと、現在地からそのウェイポイントまでの距離と方向が表示されるよ。Goto表示中は、GPS信号をキャッチしていると下段の現在地アイコンが赤く点灯します
ウェイポイントのメニューで「エクスポート」を選んだところ
ウェイポイントのメニューで「Googleナビゲーションを開始」を選んだところ。「ロシア軍地図 PRO」にはナビゲーション機能は付いていないのだけど、Googleナビゲーションがインストールされていれば、連携して現在地からウェイポイントまでのルート案内が見られるよ
Gotoを停止。下段の赤く点灯した「現在地」ボタンをタップすると停止できます

 続いて「トリップマスター」を見てみましょう。メイン画面で「トリップマスター」ボタンをタップすると、移動データの詳細が見られるよ。項目は「速度」「平均速度」「最大速度」「オドメータ」「緯度経度」「コンパス」「精度」「標高」「コース」「時間OT」の10種類。その下にボタンが4つで左から「値をリセット/レイアウトをリセット」「現在地」「REC」「地図表示に戻る」となります。

トリップマスター:トラック記録中

 では「ルート」機能について見てみましょう。この機能は有料版にしかありません。

 「ルート」は複数のポイントを繋いでルートとして登録できる機能なの。例えばお友達にドライブコースを伝えたりする時や、自分でも迷いそうな道をあらかじめ登録しておくといざという時に使える機能。

 メイン画面でメニューを表示し、「新しいルート」をタップすると、登録画面になるよ。地図上の任意のポイントをポンポンとタップしていくと、その順番で番号の付いた□マークが打たれます。これを繰り返してルートを完成させてね。上部右のボタンは「保存」と「キャンセル」、下段左の「▼」は「メニュー(ルートポイントを削除/逆転/消去)」、右側の矢印で1行程「取り消し/やり直し」となります。

新しいルート
保存。「保存」(フロッピーディスクのマークのボタン)をタップすると左に名前を入力する欄が表示されます

 メイン画面でメニューを表示して、「ルート」を選ぶと、保存したルートのリストが表示されます。ルートをタップすると、メニューが表示されるよ。

ルートのリスト
ルートのメニュー
ルートのメニューの「ルートを開始する」を選んだところ。移動中は「現在地」(オレンジの矢印)から次のポイントまで波線が表示され、誘導してくれるよ!
ルーティングの停止。下段の「現在地」ボタンをタップすると停止できます

 メイン画面のメニューで、「ダウンロード」を選んでみましょう。この機能も有料版にしかありません。

 メニューから「ダウンロード」を選んで表示されたスライダーを、左右にスワイプしてスムーズレベルを設定します。「ダウンロード」をタップすると、表示されている地図領域がキャッシュされ、オフライン時でも閲覧可能となります。

 ちなみにダウンロードできる地図は「Soviet Millitary Maps」「OpenStreetMap」「Open Cycle Map」の3つ。そのほかの地図はライセンスの関係でダウンロードできません。

ダウンロード:スムーズレベルの設定
ダウンロード:ダウンロード中

 メイン画面のメニューで「検索」を選ぶと、地名や施設名を検索して、地図に表示できます。

 「優先」は、アプリの設定ができます。GPS修正時のアラーム音や地図上の表示設定などができるよ。

検索
検索結果
優先

 このようにマニアックなロシア軍地図も楽しめ、さらに普通にロードマップとしてもバッチリ使えちゃう!

 機能に制限はありますが、まずは無料版でお試ししてから有料版にアップデートするのもおすすめ。

 みなさんも「ロシア軍地図 PRO」使ってミリタリーな雰囲気にハマっちゃお!