【第50回】山野草と遺跡の町で挽きたての香り高い蕎麦を堪能ですの、の巻 |
地粉を使ったこだわりのお蕎麦 |
今回グルメ隊がおじゃましたのは、栃木ICから北西に10kmほど走ったのどかな里山にある「手づくりレストランGOSARO」。
「GOSARO、ごさろ……? 五叉路にあるんですわね、きっと」
と確信を持って行ったのですが五叉路にはあらず。あれれ~? 気になったのでまずは店名の由来をオーナーの沼尾さんにお聞きしました。
「うちはもともと栃木市内に店を構えていたんです。その場所が五叉路にあったのでこの名前だったんですね。その後、市の区画整理で立ち退くことになって、今から12年ほど前にこの場所に移転したんですよ」
五叉路のナゾがすっきりしたところで注文です。実はこちらのお店、お蕎麦と洋食がメインというちょっと変わったレストランなんですの。ご兄弟のオーナーシェフがお蕎麦・洋食をそれぞれ担当されていて、さらに別のご兄弟は「洋めし御茶呂」という老舗の洋食屋さんを宇都宮で経営されているんだそうです。
GOSAROは海老フライ定食(2000円)のエビが大きいという評判なんですの。特大海老フライ定食(2800円)なんていうメニューもあるほど。そこで今回はお蕎麦を食べに行ったので、
「海老天そばセット(1300円)のエビを大きいのに変えられますか?」
とダメもとで聞いてみたところ、
「大丈夫ですよ。メニューには載っていませんが、特大海老天セット(1250円)がありますので手打ち地そば(500円)と合わせてお出ししましょう」
と快く受けてくださいました。で、出てきた海老天、
「うわっ!」
「大っきいですねー!」
アップの写真を撮影中、お箸を持っている腕がプルプルしてしまうほどの重量感でございました。
手打ち地そば500円+特大海老天セット1250円で1750円 | 3種類のかつおだしをブレンドしているというこだわりのつゆ | 食事のお客様には日替わりの付け出しが出ます。この日はジャーマンポテトでした |
持つ手が震えるほど巨大な海老天!サクサクに揚がってます | ちゃ~んと大きいエビが入ってますのよという証拠写真 | 11月末には庭のモミジが真っ赤に色付くらしいですわよ~ |
お蕎麦は地元で収穫された殻付きの実、いわゆる「玄そば」を仕入れ、それをお店の隣の農家さんで挽いてもらっているとのこと。つまり、挽きたての地粉を使った手打ち蕎麦なんですの。
「しっかりとした蕎麦の風味があっておいしいですね」
「太すぎず細すぎずなので、喉越しもいいです」
化学調味料を一切使っていないというこだわりのつゆはすっきりとした味わいで、少し粗挽きのお蕎麦との相性ばっちり。この蕎麦を目当てにわざわざ首都圏から足を運ぶ常連さんがいるというのも納得です。
巨大な海老天をサクサク、おそばをズズズ……。次々と箸が伸びてあっという間に完食、ごちそうさまでした~! そうそう、そば湯がどろっと濃くておいしかったのもお伝えしておかなくては!
「次に来る時は洋食もいいですね」
「もちろんその時は特大海老フライ定食ですわ~!」
GOSAROのある星野町は、セツブンソウやカタクリなどの山野草の里として有名で、毎年2、3月には野草ファンがカメラ片手に訪れるんだそうです。特にセツブンソウは全国的にも珍しい群生地なんだとか。オーナーシェフの沼尾さんは「星野の自然を守る会」の会長さんを務められていて、星野の野草にお詳しいとのこと。白くて可愛らしいセツブンソウは、GOSAROの庭にも咲くそうですから早春に訪れるのもいいかもしれませんわね。
……とその前に、今はちょうどお庭の木々が色付き始めた頃のはず。のんびり里山に晩秋のドライブ、いかがでしょうか。
手づくりレストランGOSARO
栃木県栃木市星野町452
電話:0282-31-2720
営業時間:昼 11時30分~14時30分
夜 17時~19時30分(L.O.は19時)
定休日:木曜日
駐車場あり(約15台)
アクセス:東北自動車道 栃木ICより11km、20分
他のメニューはかもそば(温)(800円)、かもせいろ(800円)、手打ち地そば五合(2~3人前)(1800円)、ロース生姜焼き定食(1300円)、ミックスフライ定食(1800円)、おまかせGOSAROランチ(平日のみ)(900円)など。
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■■このクルマでドライブしました!■■ シトロエン DS4「前衛」という言葉が似合うブランド、シトロエンの最新作は、まさに前衛的な5ドアクーペ「DS4」。見た目だけじゃなくて、走りの実力も折り紙つき。1.6リッターターボエンジンで100kmの道のりもラクラクなのでした。 |
■プロフィール
イラストレーターとライターを足して2で割った“イラストライター”。長野でフツーのOLをしていたが何の因果か鬼畜デジカメライターの弟子(奴隷)となり2000年に上京。日々の過酷でセクハラな毎日を絵日記で綴っているうちに絵の道に目覚め、ついに2005年独立。以降あちこちでタダでごはんを食べながらポンチ絵画家としてのお気楽な人生を歩んでいる。
女性カメラマン。カメラマンとして名を馳せるべくボスニアに戦場カメラマンとして渡るも、行った早々流れ弾に当たってしまいあえなく帰国。車にまったく興味がないゆきぴゅーとは正反対に機械モノが大好き。食べるのも大好き。封印したはずの赤いバンダナは、ネット上で復活希望の声があるとかないとか(でももうしません!)
2011年 11月 16日