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三菱自動車、パドルタイプの回生レベルセレクター採用など「i-MiEV」一部改良

充電中にエアコン等が使える空調機能を新採用

2016年12月21日 発売

227万3400円~262万4400円

i-MiEV(X)

 三菱自動車工業は12月21日、電気自動車(EV)「i-MiEV(アイ・ミーブ)」を一部改良して発売した。価格は「M」グレードが227万3400円、「X」グレードが262万4400円。

 今回の改良では、内装の質感向上を目的にインストルメントパネルのカラーをブラックからブラック/アイボリーに変更。加えてセンターパネル中央下部に各種スイッチを集約させて操作性を向上させるとともに、センターコンソールにスマートフォンなどの小物類を置けるカップホルダートレイを採用した。

 また、フロントシートをサポート性に優れる形状に変更し、インストルメントパネルとのコーディネートを図ったブラック/アイボリーのシート生地を採用。シートの背もたれ前面にはレッドのアクセントコードを、座面と背もたれ前面にはレッドのステッチをあしらうとともに、ステアリングホイール、シフトノブを本皮巻(ブラック)とすることで質感を向上させている。そのほか、充電中にエアコン等が使える空調機能を新たに採用した。

 そして回生レベルセレクターについては、従来の回生ブレーキ力はフロアのセレクターレバーにより3段階で調整可能としていたが、新たにステアリングコラム部に設置したパドルにより6段階から回生レベルを選べるようになり、従来よりも走行状況に最適な回生ブレーキ力を得られるようになった。

 なお、ボディカラーにはレッドメタリック、ライトニングブルーマイカの2色を追加。全5色展開としている。

i-MiEV(X)のインテリア。今回の改良によりインストルメントパネルのカラーは従来のブラックからブラック/アイボリーに変更されている