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SUPER GT参戦車「MOTUL AUTECH GT-R」、2017年はBBSホイール採用

1ピースアルミ鍛造ホイール「RI-A」を装着

2017年2月20日 発表

2017年のSUPER GT GT500クラスに参戦する「MOTUL AUTECH GT-R」(23号車)がBBS鍛造ホイールを採用

 BBS ジャパンは2月20日、2017年のSUPER GT GT500クラスに参戦する「MOTUL AUTECH GT-R」(23号車)にBBS鍛造ホイールを供給すると発表した。これにより、BBSは「S Road CRAFTSPORTS GT-R」(46号車)を加えた2つの日産&NISMO系チームにBBSホイールを供給することになる。

 供給するのは同一のデザインで市販される1ピースアルミ鍛造ホイール「RI-A」のレーシングホイール版。2月19日に日産グローバル本社ギャラリーで行なわれた「日産/ニスモ 2017年モータースポーツ活動発表会」では、「RI-A」を装着する「MOTUL AUTECH GT-R」がステージ上に展示された。

1ピースアルミ鍛造ホイール「RI-A」。写真左は市販版、右はレーシングホイール版

 今回の「MOTUL AUTECH GT-R」がBBSホイールを採用したことについて、BBSジャパン 代表取締役社長の野坂訓正氏は「日本のモータースポーツで最大の人気を誇るSUPER GTのGT500カテゴリーには、昨年はチーム『MOLA』に弊社レーシングホイールを供給しておりましたが、今年は新たに日産/ニスモのチーム『NISMO』にも供給することになりました。SUPER GTは今年レギュレーションが変わり、より熾烈なタイトル争いになることが容易に想像されます。その中でエースナンバー23号車の『MOTUL AUTECH GT-R』が弊社ホイールを装着して戦うことは、身が引き締まる思いです」。

「『日産/ニスモ2017年モータースポーツ活動発表会』の壇上において、日産系チーム総監督の田中利和氏が『GT500は市販車への技術のフィードバックも責務である』とお話しされたと同様、弊社が供給するレーシングホイールも、その極限領域での機能性・信頼性を市販製品にフィードバックして、レーシングホイールと同デザインの1ピースアルミ鍛造ホイール『RI-A』として発売し、人気を博しております。今後も皆様のご期待を裏切らないホイールづくりのために、トップチームとともに戦って参りますので、応援よろしくお願い申し上げます」とコメントを発表している。