2017年2月の車名別販売ランキング、「プリウス」が乗用車首位。2位は「ノート」

2017年2月に1万5958台を販売した「プリウス」

　自販連（日本自動車販売協会連合会）と全軽自協（全国軽自動車協会連合会）は3月6日、2017年2月の乗用車車名別販売台数と軽四輪車通称名別新車販売速報を発表した。

首位は1万5958台を販売した「プリウス」。7位までが1万台以上を販売

2016年11月に新パワートレーン「e-POWER」をラインアップに追加した「ノート」は、11月以降で首位2回、2位2回と好調を維持している

　2017年2月の乗用車車名別販売台数は、1月に3位だった「プリウス」が販売台数を大きく増やして首位を獲得。1月に1位だった「ノート」も販売台数を伸ばしつつ2位をキープした。また、1月2位の「セレナ」は5位まで後退し、代わって3位に「C-HR」、4位に「アクア」が順位を上げている。6位に「フリード」、7位に「シエンタ」と続き、この上位7モデルが1万台以上を販売。

　トップ10圏外では11位に2016年11月発売の「ルーミー」（6849台）が入っているが、兄弟車の「タンク」も5993台を販売して15位となっており、合計すると1万2842台となって「C-HR」と「アクア」のあいだに入る数字となる。また、「ヴォクシー」「ノア」「エスクァイア」の3モデル合計では1万7000台以上となって首位の「プリウス」を上まわる。

「N-BOX」は2016年3月から12カ月連続トップを達成！

2017年2月に1万9429台を販売した「N-BOX」

2016年12月にマイナーチェンジした「デイズ」が2位となった

　2017年2月の軽自動車車名別販売台数は、1万9429台を販売した「N-BOX」が2016年3月から12カ月連続でのトップとなっている。「N-BOX」は定期的に特別仕様車を投入しているが、商品改良は2015年2月のマイナーチェンジが最後となっており、基本性能の高さを感じさせる結果となっている。2位は2016年12月のマイナーチェンジで内外装の変更や装備の充実を行なった「デイズ」、3位は2016年11月の一部改良で先進安全装備を一新した「タント」、4位は2月1日に新型モデルを発売した「ワゴンR」と続いている。

　軽自動車では5位の「ムーヴ」、6位の「スペーシア」までの上位6モデルが1万台以上の販売。なお、11位以下は「キャスト」「eK」「ウェイク」「ピクシス」「エブリイワゴン」となっている。