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ソーラーカーレース「2017 ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ」がオーストラリアで10月8日~15日開催

3つのクラスに分かれてソーラーカーでオーストラリア大陸約3000kmを縦断

2017年10月8日~15日(現地時間)開催

「ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ」の大会ロゴ

 世界最高峰のソーラーカーレース「2017 Bridgestone World Solar Challenge(ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ)」が、10月8日~15日(現地時間)にオーストラリアで開催される。

 ブリヂストンワールドソーラーチャレンジは、2017年で30周年を迎えるソーラーカーレース。世界中の大学生を中心とした若いエンジニアが、太陽光を動力源としたソーラーカーで約5日間をかけてオーストラリア北部のダーウィンから南部のアデレードまで約3000kmを縦断する。走行可能時間は8時~17時までとされており、夜間は各チームが広大な砂漠の中でそれぞれキャンプを張って過ごすというサバイバル要素なども特徴的な大会となる。

 クラス区分は、ドライバー1名が乗車して速度を重視したデザインの4輪の車両で目的地までのスピードを競う「Challenger Class」、ドライバー1名と乗員1名以上が乗車して4輪の車両でエネルギー効率や実用性を競う「Cruiser Class」、3輪以上の車両であれば参加できる「Adventure Class」の3つに分けられており、21カ国から42チームが出場する予定。

ソーラーカー用低燃費タイヤ「ECOPIA with ologic」

 なお、同大会はブリヂストンが冠スポンサーを務めており、狭幅・大径のタイヤ形状により低燃費と安全性を高次元で両立する低燃費タイヤ技術「ologic」のコンセプトを採用したソーラーカー用低燃費タイヤ「ECOPIA with ologic」を大会に参戦する21チームに供給している。