WTCC(世界ツーリングカー選手権)フォトコンテストを今年も開催!!
初心者でも撮りやすいWTCC。賞品は来年のF1チケットなど


昨年のフォトコン大賞作品。森康彦氏撮影。Canon EOS 30Dによる作品だ

 F1と同じFIAの世界選手権として争われるWTCC(世界ツーリングカー選手権)が、今年も鈴鹿サーキットで開催される。そしてCar WatchとデジカメWatch主催の「WTCC(世界ツーリングカー選手権)フォトコンテスト」の開催も決定した。

 WTCCはF1と比べればまだまだ知名度の低いレースではあるが、市販もされているツーリングカーをベースにしたマシンで、決勝は1レースわずか30分という短いレースが2回行われる。詳細は関連記事をご参照頂きたいが、サーキットの格闘技と呼ばれる所以は伊達ではなく、写真の被写体としても魅力的だ。

 またチケットも大人5000円、中高生の前売りが1600円と世界選手権としては手頃な価格設定だ。ただし、いろいろな場所で写真を撮りたいなら、今年も何かが起きそうな1コーナー外側のB席に入れるエリア席(1000円)や、ピットウォークや激感エリアに入れるパドックパス(1万円)を別途購入するのがオススメだ。

昨年のドラゴンゲート賞(左:伊東義宏氏撮影)、バトルロイヤル賞(右:岡前繁希氏 )ともにB席からの撮影によるものこちらは1-2コーナーイン側の激感エリアで撮った写真(吉田匡宏氏撮影)。APS-Cのカメラに120mmのレンズでここまで寄れる。初心者にも撮りやすい場所だ

初心者でもクラッシュシーンが撮れる可能性が高い!
 わずか30分で勝敗が決まるとあって、とにかく常にテールトゥノーズの接戦が繰り広げられ、ボディが凹むくらいのプッシングは当たり前。複数台がからむような大クラッシュも珍しくはないのがWTCCの魅力。

 昨年もトップグループ数台を除いてほぼすべてのマシンが巻き込まれるクラッシュがスタート直後におこっていて、昨年の結果発表記事を見ても分かるが、多くの応募者がその瞬間の写真を捉えていた。カメラの機材や腕も大切だが、その場に居合わせ、その瞬間にシャッターを切っていたという運も重要。逆に言えば、運さえよければ、だれにでも決定的なシーンを撮れるチャンスはある。

 WTCCの1レースの時間は30分と短いが、東コースと呼ばれる鈴鹿サーキットのおよそ半周だけを使って行われるため、短時間でマシンが周回してきてシャッターチャンスが多い。また、激感エリアと呼ばれるコースサイドの特設スペースも用意されるため、あまり長いレンズを持っていなくても走りの撮影に挑戦できる。このように初心者にとっても撮影しやすいのがWTCCの特徴だ。

バンパートゥバンパーのハードプッシュは当たり前(蔵田博行氏撮影)これほど派手なクラッシュシーンを撮れるチャンスはなかなかない。狙っても撮れない写真だ(左:岩崎洋介氏撮影、右:carara氏撮影)


初心者から子供までエントリーできる豊富な賞を用意
 鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドに加え、WTCCにワンメイクでタイヤを供給する横浜ゴム、サーキット撮影で要求される信頼性と記録速度を持ったメモリーカードのサンディスク、三脚・一脚メーカーのベルボンのご協力により、今年も豊富な賞と豪華な賞品が用意される。また、これらの入賞作品以外にも、Car WatchとデジカメWatch編集部が選んだ作品を掲載する。今年も撮影のポイントを紹介する記事を掲載予定なので、ぜひ奮ってご応募いただきたい。

コンデジ賞(左:CAP BOY氏撮影)やキッズ賞(右:秦瑞妃さん撮影)もパドックやピットウォークでよい写真が撮れるかも!?

大賞には来年のF1チケットの他、ベルボンのカーボン一脚「Geo Pod N74」を用意。全高は1700mmと十分ながら縮長は545mmとコンパクト。推奨積載5.5kgとプロの仕様にも耐えられる一脚だ

WTCCフォトコン大賞 1名

賞品:
・来年のWTCC鈴鹿戦の事前のプロモーションやパンフレットなどの素材として写真を使用(使用するにあたり、写真をトリミングや加工する場合もあり)
・2013年F1日本GP カメラマンシートチケット
・ベルボン カーボン一脚「Geo Pod N74」

審査基準:
1枚の写真にWTCCの魅力、かっこよさを詰め込んだもの。


格闘技賞 1名

賞品:
・2013年F1日本GP カメラマンシートチケット

審査基準:
複数台のクルマが絡むバトルシーン、クラッシュシーンなどサーキットの格闘技という異名にふさわしい写真。


バトルロイヤル賞 1名

賞品:
・2013年F1日本GP カメラマンシート

審査基準:
1枚の写真に多くのマシンが密集するWTCCならではの写真。望遠レンズを持っていなくてもチャレンジ可能。


横浜ゴム賞 1名

賞品:
・オレンジオイルを使用したBluEarth(ブルーアース)シリーズ、もしくはGEOLANDAR SUV(ジオランダー・エスユーブイ) 1台分

審査基準:
WTCC車両で使われている横浜ゴムの「ADVAN」もしくは「YOKOHAMA」ロゴが写っていて、レースの迫力や緊張感がある写真。

横浜ゴム賞ではWTCC用のタイヤでも使われているオレンジオイルを配合した低燃費タイヤ「BluEarthシリーズ」(左)かSUV用低燃費タイヤ「GEOLANDAR SUV」(右)のいずれか希望のサイズをプレゼント

サンディスク賞 3名

賞品:
・サンディスク「エクストリームコンパクトフラッシュカード16GB」、または「エクストリームプロSDHC UHS-Iカード16GB」(希望に応じて選択可能)

審査基準:
スピード感のある流し撮り。

UDMA対応により最大60MB/秒の読み書きを可能とした超高速のコンパクトフラッシュカードサンディスクのSDカードの最高峰。最大95MB/秒の読み込みと最大90MB/秒の書き込みを実現している

キッズ賞 3名

賞品:
・鈴鹿サーキットの「ゆうえんちパスポート親子ペア」チケット

審査基準:
小学生以下が撮影した写真。


コンデジ賞 2名

賞品:
・鈴鹿サーキット「レストラン食事券(1万円分)」

審査基準:
コンパクトデジタルカメラで撮影したもの



開催概要

コンテスト名:
「WTCC(世界ツーリングカー選手権)フォトコンテスト」

応募要項:
10月20日、21日に鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で開催される「2012 FIA 世界ツーリングカー選手権 日本ラウンド(WTCC KENWOOD Race of Japan)」を撮影した写真

応募期間:
2012年10月22日~11月5日

応募方法:
E-mailアドレス:wtcc2012@impress.co.jpに画像を添付してメールで送付

画像ファイル:
1枚の画像サイズは最大10MBまで。画像形式はJPEGでExifデータを残してあること

応募可能枚数:
1人5点まで。メール1通につき、画像添付は1点。

応募時記載事項:
メールの件名に「WTCCフォトコンテスト(氏名)」と記載。メールの本文に、住所、氏名、電話番号、電子メールアドレス、年齢、狙った賞、使用したカメラ、使用したレンズ、コメントや撮影の工夫点を記載。

主催:
株式会社Impress Watch
「Car Watch」(http://car.watch.impress.co.jp/
「デジカメWatch」(http://dc.watch.impress.co.jp/

共催:
鈴鹿サーキット(株式会社モビリティランド)
http://www.suzukacircuit.jp/
横浜ゴム株式会社
http://www.yrc.co.jp/

協力:
サンディスク株式会社
http://www.sandisk.co.jp/
ベルボン株式会社
http://www.velbon.com/jp/index.html

注意事項:
応募作品の返却は致しません。
応募作品の著作権は撮影者に帰属します。
入賞作品については、主催者、共催者が無償で使用する権利を有します。
入賞作品は、入賞発表記事、来年の告知記事への掲載などの目的で使用します。

(編集部)
2012年 9月 27日