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NEXCO中日本、中央道 笹子トンネルの復旧は2月下旬を目標

1月11日より上りの天井板を撤去、上下線各2車線通行へ

位置図
2013年1月9日発表

中央自動車道 笹子トンネル復旧工事 全体工程表(工事の進捗に応じ、随時見直し予定)

 NEXCO中日本(中日本高速道路)と国土交通省は1月9日、中央自動車道 笹子トンネルの復旧時期を2月下旬目標と発表した。

 笹子トンネルは、2012年12月2日8時5分に上り線で天井板の崩落事故が発生。これにより上下線とも通行止めとしていたが、下り線のトンネルの天井板を撤去することで、12月29日より下り線のトンネルを用いた片側1車線の対面通行を行っていた。

 本日発表されたのは、事故の発生した上り線のトンネルについても、天井板撤去、換気設備設置、はく落対策などを行うことで、通常どおりの上下線各2車線通行に復旧するもの。1月11日から作業を開始し、現時点では「2月下旬を目標に開通」としている。

(編集部:谷川 潔)