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ダイハツ、エアバッグ装置の不具合で「ミラ」など計25万9446台をリコール

エアバッグが正常に展開しないおそれ

2015年5月14日発表

ミラのリコール 改善個所説明図

 ダイハツ工業は5月14日、エアバッグ装置に不具合があるとして「ミラ」など、計25万9446台のリコールを国土交通大臣に届け出た。

 対象となるのは、「ミラ」「エッセ」「ハイゼット」「ハイゼットデッキバン」の4車種で、2003年5月27日~2006年3月27日に製作された、合計25万9446台。

 不具合は、運転者席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、市場回収品を調査した結果、インフレータ容器に気密不良のものがあることを確認。そのため、長期間使用する過程で大気中の水分がインフレータ内部に浸入し、ガス発生剤が吸湿してエアバッグ展開時に正常に展開しないおそれがある。

 全車両、予防的措置としてインフレータを新品と交換。なお、交換部品については全数回収して原因調査を実施する。

(編集部:椿山和雄)