今回、再製造されたモデルはジャガー・ランドローバーのスペシャル・ビークル・オペレーションに属するジャガー・クラシックが手掛けた。1957年式XKSSをスキャンし、デジタル再生。当時の設計図をもとに、パーツなどマテリアルのほとんどは当時のものが再現されている(現代の安全基準に従いガソリンタンクなどは変更されているという)。リベットの位置もオリジナルに忠実だとか。ダンロップ製のタイヤはこの9台のために復刻。XKSSは1954年からル・マン24時間レースに参戦し、翌年から3連勝した歴史あるレーシングカー「Dタイプ」の公道モデル。当時16台が生産されるも工場の火災により9台が消失。これを今、復活させようというのだ。お値段は1億4000万円をくだらないという。ジャガー・クラシックは技術の継承のためにもこの消失した9台を復活させるとのこと