2014年のロサンゼルスショーでアウディが燃料電池のコンセプトカーを発表したのは記憶に新しい。今回発表された「h-トロン クワトロ」は、フランクフルト・ショーで発表された「e-トロン クワトロ」の燃料電池版であり、2014年当時と比べてさらなる進化を果たしている。1回の給水素で最大600kmの巡行ができ、燃料電池スタックのみで最大150PSの出力を発揮する。リチウムイオン電池からの出力を追加すれば、最大550Nmのトルクを発揮する。駆動方式は、アウディらしく前90kW/後140kWのモーターで4輪を駆動する”クワトロ”となる